渋川市議会 > 2015-09-10 >
09月10日-03号

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  1. 渋川市議会 2015-09-10
    09月10日-03号


    取得元: 渋川市議会公式サイト
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    平成27年  9月 定例会(第3回)            平成27年9月渋川市議会定例会会議録 第3日                            平成27年9月10日(木曜日)出席議員(21人)     1番   池  田  祐  輔  議員     3番   細  谷     浩  議員     4番   星  野  安  久  議員     5番   山  﨑  正  男  議員     6番   田  邊  寛  治  議員     7番   今  井  五  郎  議員     8番   安 カ 川  信  之  議員     9番   今  成  信  司  議員    10番   丸  山  正  三  議員    11番   篠  田  德  壽  議員    12番   平  方  嗣  世  議員    13番   中  澤  広  行  議員    14番   山  﨑  雄  平  議員    15番   入 内 島  英  明  議員    16番   加  藤  幸  子  議員    17番   茂  木  弘  伸  議員    18番   須  田     勝  議員    19番   南  雲  鋭  一  議員    20番   望  月  昭  治  議員    21番   角  田  喜  和  議員    22番   石  倉  一  夫  議員                                                                      欠席議員(1人)     2番   山  内  崇  仁  議員                                              説明のため出席した者   市     長   阿久津 貞 司      総 務 部 長   佐久間   功   企 画 部 長   田 中 猛 夫      市 民 部 長   愛 敬 正 孝   保 健 福祉部長   立 見 俊 幸      農 政 部 長   高 橋 哲 史   商 工 観光部長   加 藤 順 一      建 設 部 長   田 中 市 郎   水 道 部 長   丸 山   隆      総 合 病 院   岩 渕 芳 弘                          事 務 部 長   会 計 管 理 者   新 井 充 広      教 育 委 員 会   後 藤   晃                          教  育  長   教 育 委 員 会   田 中 和 彦      教 育 委 員 会   天 田 実 明   学 校 教育部長                生 涯 学習部長   監 査 委 員   中 澤 康 光                                                                     事務局職員出席者   事 務 局 長   堀 口 完 爾      書     記   石 山   薫   書     記   萩 原 良 和議事日程               議  事  日  程   第3号                          平成27年9月10日(木曜日)午前10時開議第 1 議案第 99号 平成26年度渋川市一般会計歳入歳出決算について             第 2 議案第100号 平成26年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について       第 3 議案第101号 平成26年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について      第 4 議案第102号 平成26年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について         第 5 議案第103号 平成26年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について  第 6 議案第104号 平成26年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について      第 7 議案第105号 平成26年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について  第 8 議案第106号 平成26年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について      第 9 議案第107号 平成26年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について   第10 議案第108号 平成26年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について        第11 議案第109号 平成26年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について     第12 議案第110号 平成26年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について     第13 議案第111号 平成26年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について       第14 議案第112号 平成26年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について       第15 議案第113号 平成26年度渋川市病院事業会計決算について                   (以上、提出者説明、質疑、委員会付託)                                                                       会議に付した事件議事日程に同じ                   開       議                                           午前10時 ○議長(石倉一夫議員) おはようございます。  ただいまから本日の会義を開きます。  ただいまの出席議員は21人であります。2番、山内崇仁議員から欠席の届け出がありました。  なお、馬場監査委員事務局長心得から欠席の届け出がありました。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第99号 平成26年度渋川市一般会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第1、議案第99号 平成26年度渋川市一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。 △発言の申し出 ○議長(石倉一夫議員) 当局より発言の申し出がありましたので、この際これを許します。  高橋農政部長。  (農政部長高橋哲史登壇) ◎農政部長(高橋哲史) おはようございます。昨日ご説明いたしました6款農林水産業費におきまして説明に誤りがありましたので、ご訂正をお願いいたします。  決算書の196ページをお願いいたします。備考欄3行目、選別農薬農法推進事業におきまして、「479件の認証を行いました」と申し上げましたが、「478件の認証」が正しいので、訂正をお願いいたします。  また、201ページをお願いいたします。備考欄1行目、平成25年度繰越豪雪災害緊急対策支援事業におきまして、借り入れ金額を「3億2,680万5,000円」と申し上げましたが、「2億9,680万5,000円」が正しいので、ご訂正をお願いいたします。  大変申しわけございませんでした。 ○議長(石倉一夫議員) 昨日に引き続き、提案理由の説明を求めます。  田中建設部長。  (建設部長田中市郎登壇) ◎建設部長(田中市郎) おはようございます。8款土木費につきましてご説明申し上げます。  決算書の229ページをお願いいたします。8款土木費の執行率は89.2%であります。  翌年度繰越額は、目で内容をご説明させていただきますが、繰越明許費の事業をご説明申し上げます。繰越明許費1億2,902万3,000円の内容は、道路橋りょう費、市道1―1566号線道路改良事業、市道木の間藤田線道路改良事業市道八幡愛宕線道路改良事業、住宅費、耐震改修促進事業、住宅リフォーム促進事業、豪雪被災住宅等復旧支援事業の6事業に係るものであります。  次に、継続費逓次繰り越しの事業をご説明申し上げます。継続費逓次繰り越し4,026万8,065円の内容は、(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)の2事業に係るものであります。  次に、1項土木費1目土木総務費の説明は省略させていただきます。  230ページをお願いいたします。2項道路橋りょう費、231ページをお願いいたします。1目道路橋りょう総務費についてご説明申し上げます。232ページをお願いいたします。事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、渋川西バイパス用地事務受託事業は、国の直轄事業であります渋川西バイパス用地の買収事務委託を受けて実施しておりますが、用地交渉等に必要な消耗品等の経費でございます。備考欄最下行、上信自動車道建設促進事業は、上信自動車道の建設促進を図るため、3地区の地元対策協議会への補助金であります。  233ページをお願いいたします。備考欄2行目、赤城南面道路国道353号改良整備促進期成同盟会は、同盟会への負担金であります。本同盟会は、地域の一体性の確立と大正橋付近における渋滞解消のため、赤城地区から子持地区へのアクセス道(仮称)樽バイパスの早期整備について、県及び県議会に対し要望を行いました。  2目道路維持費についてご説明申し上げます。234ページをお願いいたします。不用額についてご説明申し上げます。13節委託料の不用額は、除雪費の執行残や測量委託の執行残等によるものでございます。15節工事請負費の不用額は、交通安全施設整備事業ほか3事業における請負差金及び事業確定による執行残等によるものでございます。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、道路ストック点検整備事業は、市道1級路線の舗装や道路の附属物、のり面工等について、現在の位置等を把握するための調査を行いました。備考欄3行目、交通安全施設整備事業は、市内各所において道路反射鏡を32基、区画線の設置を延長で1万5,206.7メートルを行ったほか、防護柵を180.5メートル設置し、交通安全の確保に努めました。備考欄5行目、道路維持管理事業は、舗装補修として面積で4,220.6平方メートルを行うとともに、除草、除雪等の業務を行い、道路の維持管理に努めました。  235ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般補修事業は、無指定の事業として緊急に整備や補修が必要となった場合に対応したもので、平成26年度は舗装補修として4,190.5平方メートル、側溝補修を延長で893.6メートル行いました。  3目道路新設改良費の翌年度繰越明許費は3事業であります。市道1―1566号線道路改良事業、市道木の間藤田線道路改良事業市道八幡愛宕線道路改良事業であります。市道1―1566号線道路改良事業は、社会資本整備総合交付金の事業間調整により事業費がふえたため、年度内での工事完成が見込めないことによるものであります。市道木の間藤田線道路改良事業は、用地取得に不測の日数を要し、年度内での工事完成が見込めないことによるものであります。市道八幡愛宕線道路改良事業は、支障となる電柱の移設に不測の日数を要し、年度内での工事完成が見込めないことによるものであります。  次に、翌年度逓次繰り越しの事業につきましては、(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業であります。本事業は、平成26年度から平成28年度の3カ年で継続費を設定し、整備を行うもので、平成26年度の執行残額を平成27年度へ逓次繰り越しを行うものであります。  236ページをお願いいたします。不用額についてご説明申し上げます。13節委託料の不用額は、(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業ほか10事業における事業確定による執行残等によるものでございます。15節工事請負費の不用額は、地域医療支援センター(仮称)周辺道路等整備事業ほか12事業における請負差金と事業確定による執行残等によるものであります。22節補償、補填及び賠償金の不用額は、市道6―4062号線道路改良事業(真壁地内)ほか8事業における執行残等によるものであります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、地域医療支援センター(仮称)周辺道路等整備事業は、施工延長277.3メートル、道路改良工事延長155.1メートル、流末排水路工122.2メートルを行いました。備考欄2行目、(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業は、平成26年から平成28年度継続費により現在道路改良工事延長649.4メートルを行っております。備考欄3行目、市道中郷小浅田線道路改良事業(中井・浅田地内)は、路線測量、道路詳細設計を行いました。備考欄4行目、市道南中前線道路改良事業(見立地内)は、用地測量、道路予備設計を行いました。備考欄6行目、(仮称)市道沼辺町田線外3路線道路改良事業(半田地内)は、施工延長180メートル、左岸側橋台1基、舗装工事120メートルを行いました。備考欄最下行、市道1―1566号線道路改良事業(八木原地内)は、道路改良工事延長59.6メートル、芝附橋修正設計、用地買収2件及び建物等移転補償2件を行いました。  237ページをお願いいたします。備考欄1行目、市道1―2531号線外道路改良事業(行幸田・有馬地内)は、道路詳細設計、用地測量、補償調査を行いました。備考欄5行目、市道木の間藤田線道路改良事業(小野子地内)は、道路改良工事延長112メートル、用地買収3件及び立竹木補償4件を行いました。備考欄6行目、市道小野子村上線道路改良事業(村上地内)は、道路改良工事延長259.8メートルを行いました。備考欄最下行、市道吹屋原浅田線道路改良事業(吹屋原地内)は、道路改良工事延長167.1メートルを行いました。また、用地買収12件及び建物等移転補償10件分を渋川市土地開発基金から買い戻しを行いました。  238ページをお願いいたします。備考欄1行目、市道日出島線道路改良事業(日出島地内)は、道路改良工事延長100.8メートルを行いました。備考欄3行目、市道八幡愛宕線道路改良事業(分郷八崎~下小室地内)は、道路改良工事延長80メートル、用地買収4件及び建物等移転補償5件、水道管移設負担金、電柱移設を行いました。備考欄4行目、(都)渋川高崎線関連市道1―2609号線外2路線道路改良事業(行幸田地内)は、渋川高崎線改良事業に伴う行幸田地内の住環境整備として当該路線の整備をするもので、用地買収6件及び建物等移転補償2件分を渋川市土地開発基金から買い戻しを行いました。備考欄5行目、高崎渋川線バイパス関連市道整備事業は、市道三国線道路用地3件の用地買収を行いました。  239ページをお願いいたします。備考欄2行目、平成25年度繰越市道1―2531号線外道路改良事業(行幸田・有馬地内)(繰越明許分)は、道路改良工事延長378.5メートル、道路改良工事その2延長26.3メートル、工作物等移転補償1件を行いました。備考欄3行目、平成25年度繰越(仮称)市道沼辺町田線外3路線道路改良事業(半田地内)(繰越明許分)は、右岸側橋台1基、道路改良工事延長140.8メートルを行いました。備考欄4行目、平成25年度繰越市道日出島線道路改良事業(日出島地内)(繰越明許分)は、道路改良工事延長60メートルを行いました。  4目橋りょう維持費についてご説明申し上げます。240ページをお願いいたします。不用額についてご説明申し上げます。13節委託料の不用額は、橋りょう維持補修事業における請負差金及び事業確定による執行残等によるものであります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、橋りょう維持補修事業は、JRにかかる跨線橋5橋の点検を行うとともに、南部跨線橋の補修工事を委託しました。  続きまして、5目橋りょう新設改良費の翌年度逓次繰り越しは、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)であります。本事業は、平成26年度から平成27年度2カ年で継続費を設定し、平成26年度の執行残額を平成27年度へ逓次繰り越しを行うものであります。  不用額についてご説明申し上げます。15節工事請負費の不用額は、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)における請負差金及び事業確定による執行残等であります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)は、(仮称)中郷敷島橋上部工工事延長135メートル、市道4―5425線道路改良工事延長234メートル、用地買収16件及び建物等移転補償8件分を渋川市土地開発基金から買い戻しを行いました。備考欄2行目、平成25年度繰越道路・橋りょう整備事業(赤城町敷島~中郷間)(繰越明許分)は、(仮称)中郷敷島橋下部工工事1基及び電柱移設を行いました。  241ページをお願いいたします。3項河川費1目河川総務費についてご説明申し上げます。事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄2行目、清流祭り実施事業は、5月25日に開催しました清流祭りの補助金でありまして、同実行委員会が実施いたしました。  242ページをお願いいたします。2目河川維持費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、河川維持事業は、宿川河川改修工事及び吾妻川釜ケ淵公園用地借地料等であります。  4項都市計画費であります。243ページをお願いいたします。1目都市計画総務費についてご説明申し上げます。244ページをお願いいたします。事業内容についてご説明申し上げます。備考欄2行目、自転車駐車場管理事業は、渋川駅周辺の放置自転車の解消及び施設内の環境美化の向上のためシルバー人材センターへ管理委託を行いました。また、あわせて市内高校へ啓発活動を行いました。  245ページをお願いいたします。2目土地区画整理費についてご説明申し上げます。246ページをお願いいたします。備考欄1行目、四ツ角周辺土地区画整理事業は、建物等移転補償1件、その他道路築造工事及び整地工事等を行いました。なお、建物等移転は全て完了いたしました。  247ページをお願いいたします。3目まちづくり推進費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。248ページをお願いいたします。15節工事請負費の不用額は、平成25年度繰越伊香保温泉再生事業における道路工事等による請負差金及び事業確定による執行残等であります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。247ページにお戻りください。備考欄3行目、平成25年度繰越伊香保温泉再生事業(繰越明許分)は、(仮称)観山広場整備工事、峠三差路広場整備工事、市道2―2134号線道路整備工事、石段街に通じる横道等、道路の石畳風舗装工事などを行いました。  248ページをお願いいたします。4目街路事業費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、(都)渋川高崎線改良事業は、群馬県が事業主体となって実施している事業であり、平成27年度暫定開通となりました街路工区工事の負担金でございます。  249ページをお願いいたします。6目緑化公園費についてご説明申し上げます。250ページをお願いいたします。不用額についてご説明申し上げます。13節委託料の不用額及び15節工事請負費の不用額は、公園施設長寿命化対策整備事業ほか6事業における請負差金及び事業確定による執行残等でございます。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、公園施設長寿命化対策整備事業は、公園施設長寿命化計画に基づき、都市公園遊具等の更新、陸上競技場改修詳細設計及び子持ふれあい公園水車改修工事を行いました。備考欄2行目、溝呂木公園整備事業は、赤城西麓土地改良事業で創設された溝呂木公園の段階的な整備として造成工事、芝張り工事を行いました。備考欄3行目、総合公園整備事業は、体育館の耐震診断やスケート場修繕、テニスコート安定器修繕を行い、総合公園の整備、改修を行いました。  251ページをお願いいたします。備考欄1行目、都市公園等施設管理事業は、都市公園等52カ所の指定管理者への指定管理料であります。  252ページをお願いいたします。備考欄2行目、緑化重点地区総合整備事業は、平沢川左岸側に緑道の築造を延長で208メートル行い、事業を完了いたしました。備考欄3行目、花で包む未来の渋川推進事業は、道の駅こもちと渋川駅前広場の植花による渋川花フェスタの開催と花に親しむ体験教室、花苗育成講習会等を行いました。また、市内全域で花いっぱい運動や記念樹木交付、無料苗木の配布を各6地区、春と秋の2回実施し、市民の緑化意識の向上に努めました。  5項住宅費1目住宅管理費についてご説明申し上げます。253ページをお願いいたします。不用額についてご説明申し上げます。11節需用費の不用額及び15節工事請負費の不用額は、住宅管理事業における請負差金及び事業確定による執行残等であります。  次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄2行目、住宅管理事業は、市営住宅等の小規模修繕を278件行いました。工事は、入沢団地等手すり設置工事、金井前原団地の屋根改修工事、金井前原団地側溝改修工事などを行いました。  254ページをお願いいたします。備考欄1行目、借上賃貸住宅事業は、7件46戸を借り上げ、中心市街地の人口の定住化と活性化に努めました。  2目建築指導費の繰越明許費は3事業であります。耐震改修促進事業、住宅リフォーム促進事業、豪雪被災住宅等復旧支援事業であります。耐震改修促進事業は、旅館、ホテルが行う耐震診断に係るもので、年度内の事業完了が見込めないことによるものであります。住宅リフォーム促進事業は、地域住民生活等緊急支援のための交付金事業であり、3月補正で予算措置され、年度内の事業完了が見込めないことによるものであります。豪雪被災住宅等復旧支援事業は、工事の需要が増大し、材料や施工業者の不足により年度内の事業完了が見込めない対象者がいることによるものであります。  続きまして、2目建築指導費の不用額についてご説明申し上げます。255ページをお願いいたします。19節負担金、補助金及び交付金の不用額は、豪雪被災住宅等復旧支援事業の補助金が主なもので、資材不足等から年度内に完了ができなかったもののほか、申請の取り下げによる執行残であります。  254ページにお戻りください。次に、事業の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、耐震改修促進事業は、木造住宅の無料耐震診断を9件行いました。また、木造住宅の耐震改修工事に補助金を1件交付いたしました。備考欄2行目、省エネ化等住宅リフォーム促進事業は、住宅リフォーム申請に伴い、補助金を支給いたしました。交付件数は104件でありました。  255ページをお願いいたします。備考欄1行目、建築指導事業は、建築確認の審査にかかわるもので、申請件数は187件でありました。備考欄3行目、豪雪被災住宅等復旧支援事業は、豪雪により被災した住宅の復旧に補助金を支給しました。交付件数は234件ありました。備考欄4行目、平成25年度繰越豪雪被災住宅等復旧支援事業(繰越明許分)は、豪雪により被災した住宅の復旧に補助金を支給しました。交付件数は596件でした。また、物置、車庫等の被災につきまして、1,006件に見舞金を支給いたしました。  256ページをお願いいたします。3目住宅建設費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、赤城滝沢住宅用地造成事業は、県営農村振興整備事業(横野地区)で創設換地された住宅団地用地を人口減少対策として3区画の分譲用地の造成を行ったものであります。  以上で8款土木費の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) 続きまして、9款消防費についてご説明いたします。  257ページをお願いいたします。消防費の執行率は97.8%であります。  初めに、1項1目常備消防費は、広域市町村圏振興整備組合への負担金であります。  259ページをお願いいたします。3目消防施設費でありますが、260ページをお願いいたします。備考欄1行目の分団詰所整備事業は、北橘地区の第31分団詰所建てかえに係る地質調査、造成工事及び用地購入を行ったものであります。2行目、防災行政無線デジタル化事業は、平成24年度からの債務負担行為による3カ年事業で、戸別受信機の設置、移動系防災無線の整備、再送信子局の設置を行ったものであります。3行目、防火水槽新設事業は、40トン級の防火水槽を渋川地区に2基、小野上地区、赤城地区に各1基、計4基を整備したものであります。4行目、消防ポンプ車購入事業は、渋川地区の第5分団、子持地区第22分団の計2台を更新したものであります。  以上で9款消防費の説明を終わらせていただきます。 ○議長(石倉一夫議員) 田中学校教育部長。  (学校教育部長田中和彦登壇) ◎学校教育部長(田中和彦) 続きまして、10款教育費についてご説明申し上げます。  264ページをお願いいたします。10款教育費の執行率は94.8%であります。  翌年度の繰越額でありますが、翌年度繰越額の欄、繰越明許費378万円は、教育研究所移転事業にかかわるものであります。継続費逓次繰り越し2,041万5,830円は、(仮称)北橘運動場整備事業にかかわるものであります。  1項教育総務費1目教育委員会費につきましては、説明を省略させていただきます。  265ページをお願いいたします。2目事務局費につきましてご説明申し上げます。267ページをお願いいたします。備考欄1行目、小中学校再編推進事業は、上白井小学校が中郷小学校に平成26年4月に再編統合したことに伴う中郷小かるたの改訂札作成にかかわる経費であります。備考欄4行目、小中学校教育活動支援事業は、非常勤講師26名、ICT支援員1名を配置し、児童生徒の学習に少人数授業、習熟度別授業、チームティーチングなど、きめ細かな指導により、基礎、基本の学力の定着と学習意欲の向上に努めました。備考欄最下行、通学バス運行事業は、臨時職員雇用による直営バスの運行、またバス事業者への運行委託により、遠距離通学の584人の児童生徒の通学の利便、あわせて通学の安全を図りました。平成26年度2学期から、小野子線、上白井線、中郷線、横堀線、白井線について、直営からバス事業者への委託に切りかえました。  268ページをお願いいたします。備考欄1行目、校外活動支援事業は、児童生徒及び園児の校外での体験学習に利用するため支援バスを運行しました。備考欄3行目、奨学金貸与事業は、継続分18件、新規貸与者分10件にかかわる奨学金の貸付金と貸与審査会委員報酬にかかわるものであります。備考欄6行目、キャリア教育推進事業は、県教育委員会から3年間の地域指定を受けて実施している事業で、講演会等の実施や先進校の視察を行いました。最下行、平成25年度繰越小中学校再編計画推進事業(繰越明許分)、これは平成25年12月補正予算で全額繰越明許費でご措置いただき、上白井小学校閉校記念DVDを作成し、上白井小学校区の地域住民に配布いたしました。  269ページをお願いいたします。3目学校教育指導費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、英語教育充実事業は、英語指導助手を12名採用し、各中学校での英語教育の充実に努めたほか、小学校、幼稚園へも派遣し、英語に親しむ活動の充実に努めました。  270ページをお願いいたします。備考欄1行目、学校・家庭・地域・三者連携推進事業は、市共通テーマを子どもの安全安心と定め、10の地区部会による連携事業の実践に取り組んだほか、教育講演会を実施し、市民への啓発活動などを行いました。備考欄3行目、学校教育充実事業は、教職員の校内研修等に係る消耗品や印刷製本費等であります。  271ページをお願いいたします。4目教育研究所費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、教育研究所運営事業は、学習指導研究部、課題研究部、学級経営研究部、社会科副読本部等の各種研修を進め、学級経営やキャリア教育にかかわるワークショップを実施したほか、教育相談部では来所相談41件、電話相談379件など、相談業務を実施いたしました。備考欄2行目、適応指導教室運営事業では、専任指導員2名を配置し、不登校児童生徒の集団生活への適応を促し、学校生活復帰への援助を行いました。13名の不登校児童生徒のうち、4名の児童生徒が学校へ復帰いたしました。  272ページをお願いいたします。5目特別支援教育振興費についてご説明いたします。備考欄1行目、特別支援教育支援員配置事業は、小中学校21校に35人の特別教育支援員を配置し、児童生徒の学校生活上の介助や学習活動上の支援を行いました。備考欄2行目、学習障害・注意欠陥多動性障害等通級指導教室運営事業は、4小学校、1中学校で運営し、発達障害を有すると考えられる児童生徒に対し、通級による専門的な個別指導、在籍する学校への巡回指導、教職員、保護者の相談活動の実施を行うなど、一人一人の状況に応じた適切な支援を行いました。該当者数130名、通級者数103名であります。  273ページをお願いいたします。備考欄1行目、就学指導事業は、特別支援教育が必要である者の判断及び支援、学校保健安全法に基づく就学時健康診断の実施、特別支援学級入級者及び通級指導教室通級者の判断など、教育支援に向けた取り組みを進めました。備考欄2行目、言語指導教室運営事業は、言語障害を有する児童のための通級指導教室を運営し、発声、発音及び言語矯正等の治療的指導を行いました。123名の利用がございました。  2項小学校費1目学校管理費についてご説明申し上げます。初めに、不用額であります。274ページをお願いいたします。11節需用費379万960円の不要額は、燃料費、電気料、水道料などの執行残であります。  主な事業についてご説明申し上げます。備考欄2行目、一般経費は、市内小学校16施設に係る運営費で、児童数は3,759人であります。  275ページをお願いいたします。備考欄1行目、小学校施設管理事業は、小学校施設の老朽箇所の修繕、工事を実施いたしました。備考欄2行目、遠距離通学児童通学費補助事業は、通学に路線バスを利用している児童に路線バス定期券購入額に対する補助金を交付いたしました。43名の利用がありました。備考欄3行目、児童派遣事業は、教育文化事業に関する大会、コンクール等に派遣する事業にかかわる費用に対して補助したものであります。備考欄4行目、教育用コンピュータ整備事業は、コンピューター機器のリース、通信料等にかかわる経費であります。5行目、学校図書館図書整備充実事業は、図書の計画的な購入を図るとともに、各学校に臨時職員を配置し、図書の整備充実、図書館機能の活性化に努めました。  276ページをお願いいたします。備考欄2行目、健康管理対策事業は、児童や教職員に対して健康診断を行いました。備考欄3行目、教師用教科書整備事業は、小学校教科書の改訂に伴い、教師用教科書等を整備したものであります。  277ページをお願いいたします。2目教育振興費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、被災児童就学支援事業は、対象者3名の児童に対し支援したものであります。2行目、小学校体育授業スポーツコーディネーター派遣事業は、小学校の体育授業や体育的な活動においてきめ細かな支援を行うため、小学校16校へスポーツコーディネーターを派遣しました。備考欄5行目、魅力ある学校づくり推進事業は、集団宿泊体験活動を実施するとともに、自然体験、社会体験、ボランティア活動など、各学校の自主的で創造的な取り組みを実施いたしました。  278ページをお願いいたします。備考欄1行目、尾瀬学校実施事業では、小学校11校、420人の児童が参加いたしました。2行目、一般教材整備事業は、学校の教育内容、方法等の質的改善、充実を図るための設備、教材等の更新を図りました。4行目、特別支援教育就学奨励費は、小学校の特別支援学級への就学に当たり、必要な援助を実施いたしました。48人、延べ141人分であります。5行目、要保護及び準要保護児童援助費は、要保護児童15人、準要保護児童211人に援助いたしました。  279ページをお願いいたします。3目学校建設費についてご説明申し上げます。初めに、不用額でありますが、15節工事請負費6,174万4,400円の不用額は、渋川北小学校、豊秋小学校、長尾小学校の校舎耐震補強事業にかかわる執行残であります。  主な事業につきましてご説明申し上げます。備考欄1行目、小学校空調機器整備事業は、渋川北小学校、豊秋小学校、長尾小学校、橘小学校の空調機器整備工事実施設計業務委託費用及び古巻小学校普通教室27教室に空調機器を設置した工事請負費であります。2行目、小学校校庭整備事業は、渋川南小学校の校庭改修工事であります。3行目、小学校天井等落下防止対策事業は、小学校屋内運動場におけるつり天井非構造部材耐震化に伴う設計業務委託費用であります。4行目、平成25年度繰越小学校空調機器整備事業(繰越明許分)は、平成25年1月補正予算で全額繰越明許費でご措置いただきました古巻小学校における空調機器整備工事の実施設計業務委託でございます。備考欄5行目、平成25年度繰越小学校施設耐震補強事業(繰越明許分)は、渋川北小学校の3期工事、豊秋小学校の1期建築主体工事、1期設備工事、長尾小学校の1期建築主体工事、1期機械設備工事、1期電気設備工事の耐震補強工事を実施いたしました。  280ページをお願いいたします。3項中学校費1目学校管理費についてご説明申し上げます。281ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費は、市内中学校10施設の学校運営経費であります。生徒数は2,202人であります。備考欄最下行、中学校施設管理事業は、中学校施設の老朽箇所の修繕工事を実施いたしました。  282ページをお願いいたします。備考欄1行目、遠距離通学生徒通学費補助事業は、通学に路線バスを利用している生徒に路線バス定期券購入額に対する補助金を交付しました。26名の利用がありました。備考欄2行目、生徒派遣事業は、教育文化事業に関する大会、コンクール等に派遣する生徒に関する費用に対して補助をしたものであります。3行目、教育用コンピュータ整備事業は、中学校パソコン教室のコンピューターリース料や回線費用等であります。5行目、学力向上推進事業では、確かな学力、豊かな人間性、たくましく生きるための健康な体力の育成を図るため、学力テスト、体力テストを実施いたしました。  283ページをお願いいたします。2目教育振興費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、人権教育研究推進事業は、赤城北中学校が人権教育研究指定校として指定され、人権教育に関する指導方法の改善及び充実に資することを目的とした実践的な研究に取り組みました。  284ページをお願いいたします。備考欄3行目、中学生海外派遣事業は、オーストラリアのローガン市、シドニー市、ニュージーランドのワカタネ市、オークランド市、アメリカ合衆国ハワイのヒロ市、ホノルル市に中学生24名を派遣し、現地の生活を体験し、豊かな国際感覚を身につけた人材の育成に努めました。4行目、尾瀬学校実施事業では、3中学校232名の生徒が参加いたしました。  285ページをお願いいたします。備考欄1行目、特別支援学級運営事業は、9校に設置されている特別支援学級52名でございますが、教室運営のための経費でございます。2行目、特別支援教育就学奨励費は、援助者31人、給付延べ人数98人に係る学校給食費等の援助に係るものであります。3行目、要保護及び準要保護生徒援助費は、要保護者6人、準要保護者145人に係る援助費用であります。  3目学校建設費についてご説明申し上げます。まず、不用額であります。286ページをお願いいたします。15節工事請負費7,981万9,400円の不用額は、渋川中学校、渋川北中学校、古巻中学校の校舎耐震補強事業に係る執行残であります。  事業の内容についてご説明申し上げます。285ページにお戻り願います。備考欄1行目、中学校施設耐震補強事業は、子持中学校武道場耐震補強事業に係る耐震補強工事設計委託料であります。2行目、中学校天井等落下防止対策事業は、中学校屋内運動場及び武道場におけるつり天井非構造部材耐震化に伴う設計業務委託費用であります。  286ページをお願いいたします。備考欄1行目、平成25年度繰越中学校施設耐震補強事業(繰越明許分)は、渋川中学校の2期建設主体工事、2期設備工事、渋川北中学校の1期建築主体工事、1期設備工事、古巻中学校の1期建築主体工事、1期設備工事の耐震補強工事を実施いたしました。2行目、平成25年度繰越小野上中学校屋内運動場建設事業(繰越明許分)は、老朽化による屋内運動場を改築したものであります。平成24年度に建築設計、平成25年度に建設工事、平成26年度に外構工事を実施したものであります。  4項幼稚園費1目幼稚園費についてご説明いたします。287ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費は、市立幼稚園5施設にかかわる運営費であり、園児数は459人であります。  288ページをお願いいたします。備考欄1行目、就園奨励事業は、私立幼稚園設置者が保護者の所得に応じて入園料や保育料を減免した園に対し補助金を交付いたしました。2行目、通園バス運行事業は、市立幼稚園に通う園児及び保護者の利便を図るために運行しております。  以上で10款4項までの教育費の説明を終わります。よろしくお願いいたします。  一部誤りがありましたので、訂正させていただきます。278ページでございますが、備考欄4行目で特別支援教育就学奨励費につきまして、実施した人数48人、延べ人数につきまして「141人」と申し上げましたが、正しくは延べ人数142人でございますので、訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 天田生涯学習部長。  (生涯学習部長天田実明登壇) ◎生涯学習部長(天田実明) それでは、10款教育費の5項社会教育費及び6項保健体育費についてご説明申し上げます。  決算書の289ページをお願いいたします。1目社会教育総務費についてご説明申し上げます。290ページをお願いいたします。備考欄1行目、一般経費は、渋川市生涯学習推進計画に基づき、市民一人一人が行う生涯学習活動に視点を当て、その学習成果を生かし、市民と行政が一体となって地域の教育力を高める生涯学習活動を推進しました。  291ページをお願いいたします。備考欄2行目、青少年センター事業は、青少年補導員による定例補導及び電話相談員による相談事業を実施するとともに、青少年育成推進員と協力し、青少年の健全育成キャンペーンや環境浄化活動など啓発活動を実施しました。備考欄4行目、しぶかわ市民教育の日推進事業は、市内の青少年健全育成に係る34の関係機関の協力により、青少年の健全育成をメーンテーマに掲げ、市民まなびの日事業を実施しました。  292ページをお願いいたします。備考欄3行目、市民総合文化祭実施事業は、市内の文化活動最大の学習発表の機会と捉え、26部門、延べ8,494人の参加者を得て実施しました。備考欄4行目、しぶかわ能実施事業は、市内の中学生790人及び一般観覧者等357人を対象に、日本固有の伝統芸能である能の鑑賞会を実施し、本物の舞台に触れるだいご味を味わうとともに、豊かな心の醸成に努めました。6行目、彌酔の句会実施事業は、第23回の句会を白井宿八重ざくらまつりと同時開催しました。また、市内の小中学生を対象に俳句教室を実施、あわせて市内小中高生から俳句作品の募集を行い、俳句を身近なものとして親しんでもらうことにより豊かな感性を養い、あわせて日本語の理解力や表現力の醸成に努めました。7行目、全国創作こけし美術展実施事業は、創作こけしの持つ高い芸術性に触れることでこけしの持つ魅力の再発見とこけし作家の育成及びこけし芸能の振興に努めました。39人の作家から100点の作品が出展され、入場者は1,769人であります。備考欄8行目、渋川バンドフェスティバル実施事業は、市内の小中高校生及び一般から20団体499人が出演し、829人が観覧しました。  293ページをお願いいたします。備考欄最下行、渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館運営事業は、美術館の円滑な運営を行うための経費であります。平成26年度の入館者数は1万3,163人でありました。  294ページをお願いいたします。備考欄2行目、企画展示実施事業は、市民にさまざまな分野の美術作品を鑑賞する機会を提供する事業であり、視点を変えて作品を鑑賞する「なんなん?どうなん?そうなんだ!」も8回目の開催となりました。また、夏休みを利用したワークショップで制作した作品を展示する「こどもとあーと展2014」を開催しました。  295ページをお願いいたします。備考欄2行目、徳冨蘆花記念文学館管理運営事業は、徳冨蘆花記念文学館の運営に要する経費であります。徳冨蘆花の追悼茶会を初め、3回の文学サロンを開催しました。  続きまして、2目公民館費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。296ページをお願いいたします。11節需用費354万41円は、赤城公民館が太陽光発電設備を備えたことにより電気料が減額になったことなどによるものであります。13節委託料476万4,517円は、赤城公民館の清掃委託料、自動昇降機保守点検委託料、消防用設備等保守点検委託料などの入札差金、子持公民館の別館の消防設備点検委託料が設置業者と同じ業者になったため不用になったことによるものであります。15節工事請負費705万6,400円は、子持公民館耐震補強工事及び北橘公民館空調設備工事の執行残などによるものであります。  続きまして、主な事業についてご説明申し上げます。297ページをお願いいたします。備考欄1行目、子持公民館耐震補強事業は、子持公民館3階ホールのつり天井の改修を行ったものであります。あわせて天井の照明器具をLED化し、電気料の経費節減を図りました。備考欄2行目、生涯学習地域づくり推進事業は、地域の主体的な生涯学習活動による地域づくりを支援するため、自治会の生涯学習活動に補助金を交付したものであります。市内全域を対象としたこの補助金は、平成26年度から実施しております。備考欄5行目、公民館施設等改修事業は、北橘公民館2階空調設備改修工事、子持公民館自動火災報知設備改修工事、金島ふれあいセンター電動式移動観覧席の基盤修繕などを行ったものであります。  299ページをお願いいたします。備考欄1行目、公民館運動会は、市内各地区において市民運動会を開催し、スポーツ、レクリエーションを通して市民の健康増進と相互の親睦を図る事業であります。平成26年度は、残念ながら雨天のため3地区が中止になっております。  301ページをお願いします。続きまして、3目図書館費についてご説明申し上げます。備考欄1行目、一般経費は、図書館の管理運営等に要する費用であります。図書館の利用者は延べ人数で、渋川市立図書館が9万8,957人、北橘図書館が6,564人でありました。  302ページをお願いいたします。備考欄2行目、図書資料購入事業は、図書館、公民館図書室の幼児から大人までの幅広い利用者の学習要求に対応するための図書資料を購入し、利用者に提供したものであります。平成26年度末の蔵書数は、渋川市立図書館が33万6,542冊、北橘図書館が4万2,706冊であります。  303ページをお願いいたします。備考欄1行目、ブックスタート事業は、保健センターで行われる6カ月児健康相談時に乳児と保護者へ読み聞かせを実施し、メッセージを伝えながら絵本2冊を手渡したものであります。備考欄2行目、図書館電算化推進事業は、平成27年3月に伊香保公民館図書室のネットワーク整備を行ったものであります。これで渋川市立図書館を初め6館がネットワーク化され、図書館利用者の利便性の向上が図られました。  303ページをお願いいたします。続きまして、4目文化財保護費についてご説明申し上げます。305ページをお願いいたします。備考欄1行目、ヒメギフチョウ生息域環境整備事業は、県天然記念物ヒメギフチョウの生息域環境整備として、生息地の赤城町北赤城山地内の山林3.6ヘクタールの除伐、また保護活動団体への支援として活動費補助を行ったものであります。備考欄2行目、上三原田の歌舞伎舞台修復事業は、奈落石垣改修工事を行ったものであります。これにより、平成22年度から開始した舞台床及び回転機構の修復、ガンドウ修理、屋根ふきかえといった一連の修復工事が終了となりました。備考欄4行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業は、発掘調査委員会の指導のもと、内容確認、発掘調査を行い、整備活用に向けた保存整備委員会を開催いたしました。  306ページをお願いいたします。備考欄1行目、中筋遺跡保存事業は、竪穴式住居1棟の改修と史跡周囲の生け垣の一部の改修を行ったものであります。備考欄2行目、文化財普及事業は、文化財に触れる機会の提供と文化財の普及を図ることを目的に、古代米づくり体験教室、しめ縄飾りづくり教室、機織り講座を実施したほか、上三原田の歌舞伎舞台での奈落石垣改修工事見学会や、「甲を着た古墳人」と関連資料の巡回展示を行ったものであります。  308ページをお願いいたします。備考欄2行目、市内遺跡発掘調査事業は、各種開発事業に伴う埋蔵文化財の調査を行ったもので、平成26年度は白井遺跡群、空沢遺跡など、計26件の調査を行い、埋蔵文化財発掘調査報告書「渋川市市内遺跡8」を刊行しました。  309ページをお願いいたします。続きまして、6項保健体育費についてご説明申し上げます。1目保健体育総務費でありますが、初めに主な不用額についてご説明申し上げます。310ページをお願いいたします。19節負担金、補助及び交付金1,219万5,514円は、第70回国民体育大会冬季大会運営事業に係る実行委員会への補助金で、事業の実績により不用となったものであります。  続きまして、主な事業についてご説明申し上げます。309ページにお戻り願います。備考欄1行目、一般経費は、スポーツ基本法に基づき、スポーツ推進員45人を委嘱し、市民のスポーツ活動を支え、いつでもどこでも誰でもが安全にスポーツに親しめる環境整備の推進を図ったものであります。また、全国大会や国民体育大会の参加者を推奨するため、世界大会出場者1人、国民体育大会出場者42人の合わせて43人に対して壮行金を交付いたしました。  310ページをお願いいたします。備考欄1行目、総合型地域スポーツクラブ設立準備事業は、先進地の茨城県鹿島スポーツクラブを視察したものであります。備考欄2行目、スポーツ指導者派遣事業は、中学校の運動部活動に対して、市体育協会などの地域の人材を活用し外部指導者を派遣し、生徒の健全育成及び競技力の向上を図りました。また、トップアスリートによる講習会等を開催し、専門性の高い実技指導を通じて子どもたちに夢を与えるとともに、技術の習得や競技力の向上を図りました。備考欄3行目、第70回国民体育大会冬季大会運営事業は、平成27年1月28日から2月1日まで本市の伊香保リンクを会場にスピードスケート競技、成年のアイスホッケー競技が行われました。県内外から延べ約5,000人の選手や関係者が訪れるとともに、延べ約5,600人の観戦者が来場し、感動あふれる祭典となりました。備考欄下から2行目、学校体育施設開放事業は、小学校の校庭を学校教育活動に支障がない範囲で開放し、児童の安全な遊び場として活用しました。また、学校体育施設を一般市民の身近なスポーツの場として提供いたしました。備考欄最下行、市民スポーツ活動推進事業は、一市民一スポーツのスローガンを実現するため、各年代のライフステージに応じたスポーツ教室や大会を開催し、特に中高年層にはスポーツを健康対策として位置づけ、生活習慣病予防等の事業展開を図りました。  312ページをお願いいたします。続きまして、2目体育施設費についてご説明申し上げます。初めに、主な不用額についてご説明申し上げます。13節委託料318万1,287円は、主に渋川地区体育施設運営事業の指定管理業務の実績により不用となったものであります。  313ページをお願いいたします。15節工事請負費1,922万6,400円は、子持総合運動場旧管理棟等解体工事の執行残によるものであります。  次に、主な事業についてご説明申し上げます。312ページにお戻り願います。備考欄1行目、(仮称)北橘運動場整備事業は、運動場造成工事のほか、電柱の移設補償費であります。また、前年度に実施した遺跡発掘調査の整理報告書を作成いたしました。備考欄2行目、体育施設改修事業は、武道館の改修工事、赤城総合運動自然公園浄化槽配管改修工事などを行ったものであります。備考欄最下行、渋川地区体育施設運営事業から、少し飛びますが、316ページ、備考欄3行目、体育施設運営費までの各事業は、各体育施設の管理運営に係るもので、経費節減に努めるとともに、各施設の適切な管理運営を行いました。  317ページをお願いいたします。3目伊香保リンク管理費についてご説明申し上げます。備考欄2行目、伊香保リンク管理運営事業は、群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクを群馬県から指定管理を受けて運営した事業であります。指定管理期間は、平成26年度から平成28年度までの3カ年となっております。  318ページをお願いいたします。続きまして、4目給食管理費についてご説明申し上げます。319ページをお願いします。備考欄1行目、一般経費は、3カ所の学校給食共同調理場、5カ所の自校調理場の運営と維持管理に係る経費であります。備考欄最下行、学校給食調理場再編整備事業は、南部学校給食共同調理場及び北部学校給食共同調理場の建設工事並びに厨房機器等の購入に係るものであります。なお、両調理場ともに平成26年度の2学期から稼働し、15校1園に配食しました。  320ページをお願いいたします。備考欄2行目、施設設備整備事業は、新調理場の移転に伴い、食缶等を運搬する台車46台を配送校に新たに配置したものであります。また、老朽化した北橘中学校調理場の牛乳保冷庫、検食用保冷庫及び台車を、赤城学校給食共同調理場の配送用コンテナ3台を更新いたしました。  続きまして、5目給食費についてご説明申し上げます。初めに、不用額についてご説明申し上げます。321ページをお願いいたします。11節需用費1,709万8,572円は、児童生徒数が当初見込んだ数を下回ったため、賄い材料費に不用額が生じたものであります。  続きまして、事業内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、学校給食用物資購入費は、3カ所の学校給食共同調理場、5カ所の自校調理場で提供した給食133万8,750食分の賄い材料費であります。給食日数につきましては、平均で約203日、1日当たり約6,595食を調理いたしました。  以上で10款教育費の説明を終わらさせていただきます。 ○議長(石倉一夫議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) 続きまして、11款災害復旧費以降につきましてご説明いたします。  322ページをお願いいたします。11款災害復旧費の執行率は93.5%であります。  1項農林水産業施設災害復旧費1目農地災害復旧費の備考欄、災害復旧事業は、平成26年6月に発生をいたしました集中豪雨により北橘地区の農地1カ所が崩落したため、復旧工事を行ったものであります。  323ページをお願いいたします。2目農林水産業施設災害復旧費の備考欄、災害復旧事業も同時期に発生をいたしました集中豪雨により被災しました赤城地区農業用水路ののり面及び北橘地区の農道の復旧工事を行ったものであります。  325ページをお願いいたします。12款公債費の執行率は98.0%であります。借り入れ先につきましては、備考欄に記載したとおりでありますので、説明は省略をさせていただきます。  328ページをお願いいたします。13款諸支出金の執行はございませんでした。  329ページをお願いいたします。14款予備費についてでありますが、14件の充用を行ったものであります。  以上で議案第99号 平成26年度一般会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  16番、加藤幸子議員。  (16番加藤幸子議員登壇) ◆16番(加藤幸子議員) 主要な施策の成果を説明する書類の1ページ、「消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動減や夏の天候不順の影響に加え、輸入物価の上昇、さらには、消費税率引上げの影響を含めた」とずっと書いてありまして、本市においても地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用したと書いてあります。地域住民生活等緊急支援のための交付金について、生活支援型の3事業があると思うのです。それを使って生活に大変な人、それから子どもを持っている人となっていると思うのですけれども、その辺についての金額と交付金額について、まずはお聞きしたいと思います。  それから、観光ネットワークについてです。3ページから5ページについてですけれども、観光ネットワーク事業が、伊香保再生事業が終わりました、平成25年度で。一応終わったと。だけれども、その残の工事が平成26年度にはまだあったと思います。伊香保再生事業は34億円ほどの事業投資をしたと。だけれども、まだ平成26年度で、先ほどの説明の中でもありましたけれども、残っております。その全体の額と、それから再生をして観光客の入りの人数と、それから傾向についてお聞きしたいと思います。市長には、ここに観光戦略会議を開いたと書いておりますけれども、そこの点についてもお聞きしたいと思います。  それから、中心市街地の活性化、5ページです。市指定重要文化財となっている旧渋川公民館の建物、大変に立派に再生されたなと私は思いますけれども、その内容ですが、今商工会議所の事務所として活用しておりますけれども、その使い方というか、活用をどのように、内部の活用どのようにされているのかお聞かせいただきたいと思います。  それから、7ページです。子ども・子育て支援新制度、平成27年に向けて会議が開かれております。そして、その中ではニーズ調査をし、そしてそのもとに結婚、妊娠、出産、育児の切れ目のない支援に取り組むと書かれております。妊産婦や乳幼児等の各種健康診査、相談及び指導など、妊娠から出産及び子育てを総合的かつきめ細かに支援することにより出産や育児に対する不安の解消に努めたと書いてありますけれども、子どもの育ちに対しての支援を具体的にお聞かせいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(石倉一夫議員) 田中企画部長。  (企画部長田中猛夫登壇)
    ◎企画部長(田中猛夫) ただいま平成26年度予算でお願いをし、平成27年度へ繰り越しをさせていただきました地域活性化に伴います交付金の事業についてお答えをさせていただきます。  これにつきましては、3つの事業を繰り越し事業とさせていただいております。事業名につきましては、新市誕生10周年記念プレミアム付き商品券発行事業、それとふるさと旅行券発行事業、住宅リフォーム促進事業としまして、総額で交付金額で1億1,883万3,000円を平成27年度の事業として実施をしているところでございます。  また、公民館につきましては、現在市の商工会議所が事務所として利用しております。また、3階部分につきまして、展示室として一般の方が訪れて見ていただくような施設ということでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 田中建設部長。  (建設部長田中市郎登壇) ◎建設部長(田中市郎) 観光ネットワークの創設ということで、伊香保温泉再生事業の事業費についてということでご質疑いただきました。平成27年3月6日の経済建設常任委員会協議会でも報告をさせていただいておりますが、事業費の総額につきましては33億7,122万1,536円でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) 伊香保温泉再生事業に関連をいたしまして、観光客の入り込みの人数及び傾向ということでございますけれども、平成25年度につきましては101万8,000人、平成26年度につきましては105万6,000人と増加傾向となっております。また、平成27年度は7月までの4カ月間でありますが、31万7,000人ほどということで、着実な増加を見込んでいるものであります。また、傾向といたしましては、団体客の入り込みというよりも家族単位あるいは少人数の観光客の入り込みということとなっております。また、外国人の方の宿泊も若干増加傾向にありまして、国籍等は調査はしておりませんけれども、若干ふえてきているということとなっております。  また、観光戦略会議につきましてでありますけれども、委員を委嘱いたしまして3回を、民間からの委員の方を委嘱し、観光戦略会議を運営していく中で、委員の中から観光戦略会議の提言書を取りまとめ、市長に提出され、市で観光戦略会議提言書を受けたものであります。  以上であります。 ○議長(石倉一夫議員) 立見保健福祉部長。  (保健福祉部長立見俊幸登壇) ◎保健福祉部長(立見俊幸) 主要施策のところで子ども・子育て支援事業計画を平成26年度に作成したということで、切れ目のない支援について、それから具体的な子育て支援のところについて質疑をいただきました。計画では、子育てと成長の喜びを実感できる魅力のあるまち渋川ということで子ども・子育て支援事業計画を策定したところでありますけれども、具体的な事業といたしましては、例えばですけれども、地域における子育ての支援、それから保育所等もそうでありますけれども、これは当然多岐にわたっているわけであります。具体的に言えば、例えばファミリーサポートセンターでありますとか、地域子育て支援センターでありますとか、保育事業においてもそういった子育て支援ということで従来も取り組んでおりますし、今回はこの計画に沿って、平成27年度以降、計画に沿って進めていくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石倉一夫議員) 16番。 ◆16番(加藤幸子議員) 平成26年度は、消費税が5%から8%に引き上げられるというところで大変市民生活がどう変わっていくのかというところで、国のばらまき制度と言われておりましたけれども、消費税増税で低所得者に1万円から1万5,000円の給付、また子ども1人につき1万円という子育て世帯臨時特例給付金、こういうものが出されております。この中で不用額が出ておりますけれども、これは自分で申請しなければもらえないお金です。このばらまきが市民生活を助けたのかどうか、顕著にあらわれているのかどうかお聞かせいただきたいと思います。  それから、伊香保の再生事業については、たしか前の建設部長は私の答弁の中では34億円と答弁しておりますけれども、33億円ということで、ちょっと数字が少なくなっているのですが、これは新しい事業も含まれていてこの数字になるのかどうか、もう一回お聞かせいただきたいと思いますし、その伊香保温泉再生事業によって今商工観光部長から入り込みはふえていますという、そして傾向としては外国人が多くなっているということですけれども、これはきちんと戦略としてとったから、そうなったのかどうか、これは市長にお聞きしたいと思います。  それと、旧公民館の問題ですけれども、3階は展示場になっていますよというお話でした。それで、4階については市民にも、3階、4階の大会議室は市民にも開放するというお話でしたけれども、これはどんなふうに開放されているのかお聞かせいただきたいと思いますし、私もまだ一度も、外観からは見ておりますが、中には入っておりませんので、どうなっているのかちょっとわかりませんので、詳しくお聞かせいただければと思います。  それで、市長は中心市街地活性化のシンボルとしてと成果説明で言っておりますけれども、シンボルとしてどのように活用していくのか、今後の見通しについてお聞かせください。  それから、子ども・子育て支援事業についてでありますけれども、平成26年度はとにかく計画をするということでしたけれども、もう既に渋川市でもやっておられることだと思いますけれども、子どもの健康診査です。乳幼児の健康診査、3カ月、10カ月、1歳6カ月、2歳、2歳6カ月、3歳となっております。私は前から言っているのですけれども、3歳から就学前までの健康診査がないというところでは、ぜひここの期間を何としても1回入れていただきたいと、できれば5歳になった時期にとお話ししているのですけれども、ここが、子育て支援の中では充実していくのだよと、切れ目のない子育て支援をしていくのだよと言っておりますけれども、ここではやはり私は切れ目があるのではないかと思いますので、ぜひそこを具体的にお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(石倉一夫議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(立見俊幸) 最初の臨時特例給付金の関係でございますけれども、これは消費税の引き上げによる子育て世帯への影響緩和ということで、1回限りということで支給されたものであります。全国的にこの制度で当然全国民といいますか、子どもたちに給付されたわけでありますけれども、これについては一定の効果はあるのだろうということで、そう認識しております。  それと、最後のご質疑でありますけれども、5歳児健診、切れ目のない支援というところでの対応ということでございます。これについては、以前にも加藤議員から発達障害等でご質疑いただいておりますけれども、そのときにも医師会等と研究会をつくって検討しているとご答弁申し上げたことがありました。それから、その後ですけれども、渋川市役所、庁内でやはり健康管理課を中心にして、こども課ですとか、教育委員会、こういったところで発達障害と思われる子どもたちの対応について庁内での検討会をやろうではないかということで立ち上がって検討している段階でございます。そういったところで引き続き検討しながら、対応については研究していきたいということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 建設部長。 ◎建設部長(田中市郎) 伊香保温泉再生事業の総額事業費でございますけれども、先ほど申し上げた数字でありますが、先ほどもお話し申し上げましたけれども、経済建設常任委員会協議会資料に基づきまして最終的に確定した額ということで報告させてもらっております額でありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(田中猛夫) 旧渋川公民館で3階、4階の現状ということでございますけれども、3階部分については会議室となっているところでございます。4階部分については、少し私も向こう訪れておりませんので、現況については把握はしておりません。しかしながら、3階の会議室については会員の方、また市民の方に広くご利用いただくということで整理はなっております。ただ、有料ということで整理をしておりますので、ご利用に当たっては商工会の事務局へお尋ねをしてご利用いただくということでお願いをしたいと思っております。 ○議長(石倉一夫議員) 阿久津市長。  (市長阿久津貞司登壇) ◎市長(阿久津貞司) どうも皆さん、こんにちは。議員各位には連日ご苦労さまでございます。  それでは、加藤議員のご質疑の前に、ちょっと報告させていただきます。台風17号、18号の被害でございますけれども、渋川地区におきましては倒木が13件ございました。渋川が1、伊香保が4、小野上が1、赤城が5、北橘が2でございます。それと、停電がございまして、停電につきましては北橘の八崎地区が60世帯、これきのう復旧しております。それと、渋川の祖母島、川島、これは200世帯の停電がありましたけれども、それは1時間以内に全部復旧したということでありますけれども、八崎地区が若干おくれまして4時ごろ、4時40分ごろ、10軒世帯ですけれども、復旧したということで、今の被害状況をご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。  それでは、加藤議員のご質疑にお答えいたします。伊香保の再生事業の成果、また今後の戦略ということでありますけれども、私自身、成果につきましてはもう出てきておるということは、日帰りの方が相当ふえております。日帰りの方がもう、土日か祭日になりますとあの石段のところに相当の数の人が来ていただいているという状況でございますので、また宿泊につきましても先ほど商工観光部長から話がありましたように、徐々にふえてきておるということは、やはり伊香保温泉再生事業、33億数千万円ですけれども、これ無駄ではなかったということであります。それと、私が非常に期待をしておるのが、実は伊香保温泉で旅館の改修が始まりました。実は2件の改修がございまして、地元企業にそれを仕事を早く言えばお願いしたということで、実は渋川全体の職人等がそこに仕事が入ったということでございますので、観光事業というのはやはり裾野が広い、渋川全体の経済に好影響が出る事業であったと考えておりますので、今後ますます伊香保温泉におきましては集客をふやすとともに、また各ホテル等は改修が始まればぜひ地元企業を使っていただいて、職人までしっかりと経済効果を生んでいただければ我々としてこの計画を立てた事業としての成果が市全体として出てくるのではないかなという考え持っております。そういうことでこれからも注意深く見ながら、観光協会等と連絡をしながら、しっかりと集客の増を見ながらこれから進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それと、旧公民館につきましては、先人が渋川市の経済をつくったたしか昭和の初期、もう約80年近くたつそうですけれども、渋川市がこれだけ発展した、先人たちがあの公民館、あれは旧信用組合ですか、先人たちの経済のシンボルとしても私は残してよかったと考えております。  それと、もう一つが、今渋川市におきましてはもう戦後70年たちました。渋川市が空襲がございました。昭和20年の7月30日だそうですけれども、相当の、17人ですか、渋川市内でも亡くなられた方があったり、負傷した方があったということの中で、たまたま旧公民館については戦闘機の弾痕のあった、機銃の弾痕跡があったということでございまして、私はやはりこれからの子ども、孫にしっかりと生き証人としてこの旧公民館、商工会議所会館としてこれからの渋川市の平和のシンボルとしてこれを残していき、戦争の厳しさ、大変さをやはりこれからの子どもたちにしっかりと引き継いでいくための平和のシンボルでもあると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 16番。 ◆16番(加藤幸子議員) 伊香保温泉再生事業、それから消費税が5%から8%に上がった中での臨時交付金、それらが一定の効果を及ぼしているのではないかというお話です。伊香保の再生事業、今市長が旅館を新しく改修を始めたと、そういう中で渋川市の経済が回ってきているというお話をされました。大変にいいことだと私も思います。そういった中で、私は前からも言っているのですけれども、減農薬の野菜や果物、そういったもの、あとお肉だとかそういうものを伊香保の旅館で出したらどうですかというお話で、それはやっているというお話を聞いたのですが、それは広がっているのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。  それと同時に、学校給食共同調理場も新しく9月から始まりました。渋川市は農業の市でもあるわけですから、そういう点ではほかの市にない独特なやはり特徴を出していく、これからはそういう地方創生の中で特色を出していく取り組みをしていかなくてはならないと思いますけれども、これから大きくなる子どもたち、それから観光客に喜ばれるような食材の研究しているかと思うのですけれども、そういう点でお話をお聞かせいただきたいと思います。  それともう一つは、5歳児健診に対して、子どもの発達が今大変顕著に、大人から見ればという言い方はないのですが、やはり発達が著しく、私は精神的なところでの構造の発達がおかしくなっている、それはやはり小さいときからきちんと親を育てていくということが大事なのだと思うのです。そういった意味では、ファミリーサポートセンターだとか保育所だとかございますが、そこに通えないでゼロ歳児の赤ちゃんを一人で育てている人がいないようにやはり仕組んでいくというか、仕組みをつくっていくということが本当大事になってくるのではないかなと思います。図書館で3カ月の健診のとき、6カ月の健診だとたしか思ったのですが、本を読んで聞かせて、そして親子に本を読んで聞かせて絵本をプレゼントしていくと、そういうことも渋川市は用意されています。私も赤ちゃんが生まれた人たちに、まずはお母さんに絵本をプレゼントして、これ読んでねとしていますけれども、その辺はやはり大事な絵本というのを、うんと大事な芸術的な、子どもが芸術に触れる第一歩だと私は思うのですけれども、そういう点でも渋川市はやっております。ぜひ小さいころから、本当に生まれて母親のおなかからぽんと社会に出てきたときからきちんと渋川市で育てていくというか、そういう体制づくりが大事になっていくのだろうと思うのですが、そこをもう一度お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(石倉一夫議員) 高橋農政部長。  (農政部長高橋哲史登壇) ◎農政部長(高橋哲史) 選別農薬でつくった農産物について、伊香保温泉等での活用というご質疑かと思いますけれども、この関係につきましては農産物選別農薬農法の推進委員会というのがございまして、この中には伊香保温泉のおかみさん、それからスーパーマーケット等の関係の業者の方、それから農産物の生産者等が含まれているわけですけれども、こういう方と協議を行いながら伊香保温泉等での利用について促進を図ってまいりたいと考えております。  それから、学校給食におきましては、昨年度2学期から選別農薬農法でつくったタマネギ、ニンジン等を実際に活用しております。今後につきましても生産拡大を図りながら普及を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(立見俊幸) 渋川市で子育てを、一番渋川市にとって宝であります子どもたちを育てていく、そういった体制づくり、仕組みづくりというご趣旨の質疑ではないかと思います。議員からもお話のあったファミリーサポート、それら市が行っている事業の充実はもちろんでありますけれども、あわせて社会全体でということで、例えばでありますけれども、社会福祉協議会が行っている子育てサロン、それから民生委員児童委員協議会の皆さん方の地域での力、それと庁内でも、先ほど申し上げましたけれども、連携を持って子育て、それから子育てをする親の方々への支援、そういったものを子ども・子育て支援事業計画、新制度がスタートいたしましたので、しっかりとそういった仕組みづくりには取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石倉一夫議員) ほかにご質疑ありませんか。  20番、望月昭治議員。  (20番望月昭治議員登壇) ◆20番(望月昭治議員) 220ページ、225ページ、250ページでございます。  まず、220ページの上段、2段目から、観光PR推進事業1,990万円、伊香保ハワイアンフェスティバル実施事業1,000万円、たびの日いかほ感謝デー実施事業500万円、伊香保短歌・俳句大会実施事業370万円、石段ひなまつり実施事業240万円につきまして、漠然と補助金ということでございますが、細かい詳細を、決算特別委員会がこの場にはありますので、その場に提出いただければと思いますが、議長にお諮りをよろしくお願いいたします。  また、250ページであります。8款土木費6目、溝呂木公園整備事業、これにつきましては造成工事代金1,149万1,200円とありますけれども、これは造成を何平米やって、幾らで、この1,149万円がどのように造成と芝でこれだけかかったのか、これは前には確かに真ん中に遊具とかいろいろな建物が建つような説明があったような気がしますけれども、その話はどこに行ったのかお聞かせ願います。  先ほどの220ページと225ページにつきましては、特別委員会に細かい詳細を提出していただけることを議長にお願いして、そちらをよろしくお願いします。 ○議長(石倉一夫議員) ただいま20番議員から資料請求の要求がありました。  お諮りいたします。本件資料について、議会として資料請求することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご異議なしと認めます。  よって、議会として資料請求をすることに決しました。  田中建設部長。  (建設部長田中市郎登壇) ◎建設部長(田中市郎) 250ページの溝呂木公園整備事業につきましてご質疑いただきました。この工事の内訳につきまして申し上げたいと思います。公園整備工事ということで、芝張り工が3,047.5平米、舗装工が169.8平米、駐車場で986.7平米、丸太筋工2段で81.1メートル、丸太筋工3段の46.5メートルという工事の内容でありまして、工事費といたしまして1,149万1,200円でございます。  それと、今後につきましての整備でありますけれども、まだ整備がされておりませんのが駐車場の舗装工事、のり面の整備工事、それとあずまやの整備工事ということで、これを整備する予定でおります。これ引き続きまして今後整備をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 20番。 ◆20番(望月昭治議員) まず、あずまやと遊具がつくわけで、この工事は平成25年に着工して仕上がるわけだ。今平成27年ですよ。私が平成18年か平成19年にしっかりと質疑をかけて、この公園について、平成25年に着工、完成しますからというお答えをいただいておりますけれども、今現状は平成27年ではないですか。早急にこのあずまや、今部長が答えたあずまや、遊具、きちんと完成にしていただきたいと思います。  また、先ほど私が225ページの渋川へそ祭り実施事業630万円、伊香保まつり実施事業769万5,000円、そのところをしっかり言っていなかったので、そちらもよろしくお願いいたします。  その上に渋川山車まつりというものがありますけれども、これについては、山車まつりはあれだけの山車を各地域で守って物をやっていて、たかが810万円ぐらい。その金額でこれが妥当か妥当ではないか、何も持っていないでテントを張って物事やるのに、ほかのところはこれだけの莫大な金額を出すということでありますから、しっかりと細かく精査したものを決算特別委員会に提出してください。そちらは、ではそれでお願いいたします。  この遊具についてはいつ、もう平成25年は過ぎております。いつ完成するのかしっかりとお答えください。 ○議長(石倉一夫議員) 建設部長。 ◎建設部長(田中市郎) 溝呂木公園整備事業について再質疑いただきました。当初の計画、平成25年度で完成ということで予定はされていたようでありますが、昨今の財政的な非常に厳しいところで少し先送りをされているところでございます。今後の予定につきましては、まだはっきりとは申し上げられませんが、駐車場整備とあずまやの整備ということで予定をされておりますので、何年度ということはちょっと申し上げられませんけれども、なるべく早目に整備をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 20番。 ◆20番(望月昭治議員) しっかりとお答えをいただけなくて私は残念に思います。我が地域の若い奥さんたちはあそこで子どもを遊ばせられるのを一日も早くできるのを待っておりますので、一日も早くしていただきたいと思います。  また、観光課ですか、そちらは再三くどく言うようですが、細かい詳細をきちんと、渋川市の土地の中でお金もうけをして、そのお金を使っているような経緯があるのであれば、その詳細もしっかりと説明ができるようによろしくお願いいたします。  終わります。                                                                 休       憩                                        午前11時57分 ○議長(石倉一夫議員) 休憩いたします。  会議は午後1時に再開いたします。                                                                 再       開                                            午後1時 ○議長(石倉一夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ほかに質疑ありませんか。  4番、星野安久議員。  (4番星野安久議員登壇) ◆4番(星野安久議員) それでは、決算について2点ほどお伺いしたいと思います。  まず、歳入なのですけれども、決算書の70ページ、71ページにかけての20款諸収入3項貸付金の元利収入9節の市民ゴルフ場の貸付金の関係でございます。この関係については、監査委員からもご指摘があるように、未収についてをなるべく早くに回収しなさいという、そんなご指示があったようでございますけれども、あえてお伺いしたいのは、きのう総務部長の説明がありました。3,245万円ほどの多額の未収金が残っておりますけれども、平成23年から償還が始まって、その利子分だけは入っておりますけれども、元金部分が入りません。延納申請が出ているのでという、そんな説明がありましたが、その延納申請のときに理由がつくと思うのです。まず、その理由について、延納の理由についてお伺いしたいと思っております。  それから、2点目は歳出ですが、全体を通してシルバー人材センターへの委託ですか、これが74件ほどあります。これを集計しますと、まずかなりの額になるかと思うのですけれども、その総額はどのくらいかお伺いしたいと思います。  そして、性質別では委託料はあくまでも委託料なのですが、実質的には人件費的な部分に含まれると思います。構成比として16.7%の人件費ですが、こういうものを加えればかなりの人件費比率が上がると思うのですが、この委託に対しての、シルバー人材センターに委託することによっての効果、こういうものはどんなものがあるかお伺いしたいと思います。  以上2点でございます。 ○議長(石倉一夫議員) 佐久間総務部長。  (総務部長佐久間 功登壇) ◎総務部長(佐久間功) 株式会社渋川市民ゴルフ場貸付金の延納の関係で申請が出ておりまして、その理由ということでご質疑をいただきました。これにつきましては文書でいただいておりますが、その主な内容につきましては、平成25年度、前年度の決算の状況に損失が出ていると。それから、平成26年度の取り組みとしてもさまざまな新規な入場者数の獲得に向けた取り組みはしていると。にもかかわらず、平成26年度の収支の決算見込みも同様に損失を出さざるを得ないという見込みということで、資金の調達の見通しが立たないという理由から延納申請が出ているものであります。  以上です。 ○議長(石倉一夫議員) 立見保健福祉部長。  (保健福祉部長立見俊幸登壇) ◎保健福祉部長(立見俊幸) シルバー人材センターへの委託業務ということでご質疑いただきました。これはシルバー人材センターで整理をしております資料に基づく数字でございますけれども、シルバー人材センターでは公共、企業、家庭ということで受託契約金額の整理をしております。その中で公共が9,513万8,870円ということで、全体の契約額のうちの36.4%という、そういう数字でございます。この公共の中身については、市と、それからその他の公共団体ということでありますけれども、ほとんどが渋川市からの受託業務ということになります。  それから、効果ということでございますけれども、これ市としての効果ということでございますが、シルバー人材センターには不定期な業務、それから特殊な技能を要する業務、そういったところでシルバー人材センターへ業務をお願いしているわけでありますけれども、そういった面では人件費等で職員で対応できない部分での業務ということで一定の効果があるのではないかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 4番。 ◆4番(星野安久議員) まず、1点目の歳入の関係なのですけれども、運営が厳しいから、大変だから、では延納するのだという、それは理由になるのですか。そういう運営のやり方一つ、そういうものの努力はしているかと思うのですけれども、今の状況であそこのゴルフ場がこれ以上人も入って運営が楽になる見通しというのがあるのでしょうか。そういう面から見て、回収の見通しですか、これをどう考えておるか、その1点だけお伺いして終わりにします。 ○議長(石倉一夫議員) 総務部長。 ◎総務部長(佐久間功) 株式会社渋川市民ゴルフ場の今後の経営改善が見込みが立つかということでありますが、これについては非常に厳しい状況であると認識しております。  以上です。 ○議長(石倉一夫議員) ほかに質疑はありませんか。  10番、丸山正三議員。  (10番丸山正三議員登壇) ◆10番(丸山正三議員) ページは312ページ、2目体育施設費、(仮称)北橘運動場整備事業について、教育福祉常任委員会でも指摘をさせていただいたわけですけれども、現場を見ても、また写真等を見ても余りにもひど過ぎる。多目的広場を見れば、積みブロック工は30メートルにわたり倒壊。倒壊した要因については、群馬県建設技術センターの検証結果を見ると、裏込め材、盛り土材の転圧不足、また水抜きパイプの施工不良としている。これは皆さん見ていると思うのですが、水抜きパイプの裏にテープが張ってあるということで、水はパイプから出てこない。こうしたことがなされている。これは完全に転圧不足、手抜き工事。盛り土工については、直径1メートル程度の石まで使用されている。こうしたものが搬入されている。どこから持ち込まれたものかわからない。盛り土工については30センチ転圧としているが、多目的運動場については、写真管理について、敷きならし状況、転圧状況等一切されていない。写真がない。段階検査もされていない。いつどのように行われたのか、こうした状態がわからない。現在搬入量について市は分析調査を行っているわけですけれども、また振り分け試験、密度試験等も行うということも聞いているわけですが、多目的広場の盛り土工転圧不足等について今後どのように対処していくのか。そしてまた、搬入された土について今後どのように取り扱うのか。これは、言葉は悪いかもしれませんが、不法投棄ではないか。不法投棄とするならば事件にもなると、こんなふうにも私は考えています。  盛り土工についての写真について申し上げたわけですが、積みブロック工についても十分な写真管理はできていない。写真帳の一部を見せていただいたところ、ブロック積みについて、AからEまで5カ所の積みブロック工があるが、測点管理がちゃんとできていない。A箇所のブロック積みについて、1段目の写真管理が2枚、SLのり長3メートルで、3メートル上がったところで2枚、裏丁張りと言われる裏込め材の裏にかけるはずのものがそうした丁張りもない。段階検査も行われていない。ほか4カ所についても同じ。このA箇所について、263.69平米もある。こうした中で写真管理が出来形管理としては四、五枚きりない、そうした状況であります。段階検査願等は出ていない。どのように工事を進められたのか。  また、安全管理を見ても毎月行われているが、写真で見ると会社の事務所で3人から4人で行っているものと思われる。現場で作業員を対象に行われていない。また、つりワイヤーやつり金具等についてもこうした管理は行われていない。出来形管理表を見ると、使用材料等についても作業員が検測をしている。使用材料検査願等も提出されていない。出来形検査、竣工検査等についてはどのように行われたのか。  そしてまた、残土ですけれども、答弁ではストックヤードと言われるところに1,470立米、北橘の運動場に455立米という答弁を何度かいただいてきたわけですけれども、出来形管理表で見るとストックヤードに1,470立米、そして運動場と、北橘運動場、北橘運動場と運動場脇に5,452立米が搬出されている。こうした数字の違いがあります。これについても指摘をするわけですけれども、答弁お願いします。 ○議長(石倉一夫議員) 田中建設部長。  (建設部長田中市郎登壇) ◎建設部長(田中市郎) 工事の関係でご質疑いただきました。教育委員会の予算ではございますが、建設部で工事依頼を受けたというところの中で答弁をさせていただきたいと思います。  幾つかご質疑をいただきました。まず、その中で市の管理についてということであります。市の工事管理につきましては、群馬県の建設工事必携に基づきまして実施をしております。各工程ごとに市の担当者が現場を確認し、写真管理をしております。今回も工事管理は行っておりましたが、敷地が広く、きめ細やかな管理ができなかったのかなと感じております。適切な工事管理をしていればこのようなことは事前に発見できたものと考えておりまして、今後は再発防止のため職員に教育をしていきたいと思っております。  それと、盛り土材の今後についてということであります。現在確認できておりますのは、八幡愛宕線の河川改修の中からの土砂、それと県の工事でありますけれども、前橋の道路改良の路盤材を搬入したと確認を今しているところであります。正式な数量につきましては、まだ今後調査が必要だとは感じております。今現在、八幡愛宕線から搬入されたと思われます土砂につきましては分析調査をしております。これにつきましては、産業廃棄物に当たるかどうかも含めましての分析調査と認識しております。搬入された土砂につきましては、適正な土砂ではないとも認識しておりまして、市に了解を得て盛り土材として搬入したものではないという事実もありますので、この辺の分析調査等含めまして適正に処理していきたいと思っております。  また、擁壁際の転圧不足ということでご心配がされております。転圧不足が一つの倒壊の原因ということで、当然転圧をしなければなりませんが、今の状況の中で擁壁際を転圧しますと逆に横滑りをしてしまってまた倒壊してしまうというおそれもあります。実際にどの程度の地耐力があるかということで業者との協議をした中では、サウンディングといいまして地耐力試験がありますので、その辺を実施していきたいということも含めまして、県の技術センターと少し相談をさせていただいて今後の方針を決めていきたいと思っております。  それと、残土の数量につきまして、ちょっと手元に資料がございませんので、大変申しわけありませんが、後ほどの答弁とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 10番。 ◆10番(丸山正三議員) ただいま残土の搬入、これについては八幡愛宕線から、あとは県道、県の工事から運び込まれた、搬入されたものだと、こういうことですけれども、これ盛り土ですから、搬入するこれについても振り分け試験、密度試験、含水量の試験、こうしたものが当然必要になってくる。最初に部長が申し上げたように、建設必携、これを見てやっているのなら、こういうことがちゃんとできるわけ。こういうものをちゃんと見てやっていないから、だから指導もされていない。いろいろなものの指導されていない。多目的運動場については、いつ誰がやったのだかもわからないような状況ではないのですか。どこから土を持ってきたのだ、これもわからないような状況だ。どんなこと敷きならしをして、どんなこと転圧をして、どうしたのか全く事実がわからない、そういう状況にある。  そしてまた、今残土、この数量についてわからない、こういうことを言ったわけですけれども、あなた方この出来形管理表、これは全部見ている。こういう中で竣工検査をされている。同じものがあるわけだから、見てください。ここにあるのは搬入場所、北橘総合グラウンド横、ここに7月16日から7月25日までに2,954立米搬入している。それで、次は10月6日から10月11日までに北橘運動場へ2,498.7立米搬出、これ認めているのではないですか。出来高でちゃんと上がってきている。ストックヤードへ運んだのは12月2日から12月29日まで、1,470立米。資料があるとかないとかの問題ではないよ、これは。あなた方はこういうものを見て、写真を見て、出来形管理表、安全管理、いろいろなこういうものを見て、そして竣工検査をされているわけ。現場行っているわけ。多目的運動場の盛り土の写真が一枚もない。あれだけの平米部積の中で一枚もない。誰でもおかしいと思うでしょう。高いところは3メートル以上盛っている。30センチずつでも10層以上盛っているのだ。その写真が一枚もない。だって、おかしいと思わないですか。それで竣工検査はどうしたの。写真もなくて、試掘もしなくて。これで、では積みブロックが崩壊しなかったら、倒壊しなかったらどうしたのですか。このままですか。現在残されている積みブロック工についても、盛り土部分についてはほとんど同じ、写真を見ると。積みブロックの裏まできちんと盛り土が寄っていない、ない、転圧されていない。白黒の写真でも判別できる。これについて、これからいろいろな資料提出していただいたので、これからいろいろ精査させていただくわけですけれども、数量について簡単な問題。資料がないからというのではなくて、今までの答弁とまるっきり違っている、そういうことのないようにしてください。これからまたいろいろ、いろいろな場所で指摘をさせていただきますけれども、答弁は結構です。 ○議長(石倉一夫議員) ほかに質疑はありませんか。  12番、平方嗣世議員。  (12番平方嗣世議員登壇) ◆12番(平方嗣世議員) 主要な施策の成果を説明する書類の3ページ、総合計画重点プロジェクトの推進の(2)、中心市街地の活性化に関連して、5ページ、この(2)の中心市街地の活性化の中において、平成26年度の成果は旧渋川公民館の建物を引き家して仕上げましたということと、いま一つは空き家ですか、空き店舗活用に向けた取り組みを始めましたと。重点プロジェクトの割合にしては進みぐあいが何か物足りないような私は気がいたします。それと、いま一つは、どう見ても今まで現在本当に活性化されているのか、町なかが、私には活性化されていないとしか受け取れませんけれども、本当の当局側の活性化、それはどの程度の活性化を目的にしてこの事業進めているのかをお伺いいたします。  以上です。 ○議長(石倉一夫議員) 加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) 中心市街地の活性化の目標到達度ということでございますけれども、具体的な数値目標として掲げているものはございませんが、商店が店舗をあけて営業できること、あるいはそこの地域に人々が寄り集うこと、地域として活力あるイベント等が開催できることと地域の力と行政の力が連携をしてそこに人が集うことを目標として取り組んでいきたいと、そのように考えています。今取り組み途中でありますけれども、今後もある程度の時期を目標年度に引き続き取り組んでいきたいと、そのように考えています。 ○議長(石倉一夫議員) 12番。 ◆12番(平方嗣世議員) この活性化のプロジェクトは、合併以来ずっと続いてきているわけです。それで、平成20年3月には中心市街地活性化推進基本構想基礎調査報告書が議会にも提出され、各議員の手元にも渡っているわけであります。そういう中から何とかこの中心市街地を活性化しなければならないということは私も本当に心配なのです。渋川市、合併をしましても一つのまちのシンボルである中心地がなかなか栄えてこないのではどうしようもならないです。そういう面においた場合、私はもっと大胆な発想に転換すべきではないかと思うのです。少しずつ少しずつ続けていったのでは、もう先が見えてこないのではないかと思います。それと、これが渋川市まち・ひと・しごと創生の基本方針についてというものが出されておりますけれども、これの資料によりますと、平成52年、27年後になりますけれども、このときに65歳以上の人口は42.8%になってくる。消滅可能性都市どころではないですよね。この65歳以上が50%を超えると、俗に言う限界集落という感じになってくるわけでしょう。果たしてこの該当する町なかが平均人口がこの25年後にはどのくらいになるのか、30年後には50%オーバーしてしまうのか、そういう平均年齢も見ないと、本当に町なかが限界集落になってしまったらどうしようもないです。そういうもので、これは企画の部門になるのですか、大胆な発想に転換していくと、こういう考えがあるのかないのか、そこまででよろしいですから、答えてください。 ○議長(石倉一夫議員) 田中企画部長。  (企画部長田中猛夫登壇) ◎企画部長(田中猛夫) 中心市街地の活性化についてのご質疑でございます。これにつきましては、現在、先ほども商工観光部長から申し上げましたけれども、中心市街地活性化プランを作成をし、事業実施をしてきたところでございます。しかしながら、なかなか有効な施策が見つからなかったり、活性化に至らない現状がございます。今年度からその地域を絞りまして、駅前の商店街を中心に地域を絞って重点的に施策を展開しているところでございます。これにつきましては、総合戦略の中で交付金をいただいて、具体的に交付金の事業費の補填であったり、家賃の補助であったり、また市が主体となって実施する事業等々を含めまして重点的に実施しているところでございます。また、これにつきましては、先ほどございましたけれども、数値目標がないということでございますけれども、当然に総合戦略の中でKPIということでこの事業については数値目標を定めて進行管理をしていくということで考えているところでございます。24日に総合戦略の具体的な骨子案、また今後議会と協働しながら総合戦略を策定していくわけでございますけれども、この目標の中で時代に合った活力がある、安全で安心な地域づくりということを基本目標として掲げております。その中でこの中心市街地の活性化については今後努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) 12番。 ◆12番(平方嗣世議員) とにかくこのままでいけば本当に心配なのです。それで、平成20年に出された基礎調査報告、ここにも中心市街地というものはどの程度を範囲にするかというものも出ておりますよね。でも、私は四ツ角から駅までだと、ここが繁栄しなければだめだと思います。そういう中において、やはり大胆な発想して、それを一年一年見直して評価して、見直してまた計画してやっていくと、目標定めてやっていけば、何とかやらないと難しいのです、大変。人口いなくなってしまうのですから。何とかやらないと本当にだめです、これ。特に、当局でも気にはしていると思うのですけれども、PDCAをやって、プランから評価、改善までを毎年毎年やるのです、これ。それで、数値はなくてもいいのです。目に見える元気さが出てくれば、まちが明るくなって人が大勢通って買い物ができると。映画館一つないのですから、映画見たい人は前橋、高崎行って見て、そこで食事して帰ってくる。渋川は通過点です。そういうことのないような、あいつは少しおかしくなったのではないかと、変な発想しているのではないかという大胆な、何も金使ってやれとは言ってはいない。空き家店舗をあっせんするなんて、そんな細かいことしたのではだめです。もっともっと大胆な発想して、それでやっていくようなことをしないと本当に市のシンボルがなくなってしまいます。みんな外辺に行ってしまうだけです。やはり中心が中心市街地で、それが活性化しなければだめなのです。そこにまだまだ平成26年度では大した進捗は、これ私はしていないと思う。そして、平成27年度ももう予算執行しておりますから、今議会が終われば平成28年度に向かっての予算編成も始まることでしょう。ぜひそういう中において大胆な方策を示していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(石倉一夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(田中猛夫) 現在、中心市街地の活性化については、各種事業につきまして多くの方の意見を拝聴する中で検討させていただくということになっております。その中で大胆なアクションプランということでございますけれども、さらに有効な施策について研究をし、総合戦略、また総合計画の中に反映して活性化を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(石倉一夫議員) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 △決算特別委員会の設置 ○議長(石倉一夫議員) お諮りいたします。  本案については、委員会条例第6条の規定により、20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご異議なしと認めます。  よって、本案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員の安カ川信之議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議長及び監査委員の安カ川信之議員を除く議員全員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 △日程第2 議案第100号 平成26年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第2、議案第100号 平成26年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  愛敬市民部長。  (市民部長愛敬正孝登壇) ◎市民部長(愛敬正孝) ただいまご上程をいただきました議案第100号 平成26年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の331ページをお願いいたします。初めに、平成26年度の本市国民健康保険事業の概要について申し上げます。事業勘定では、歳入において財政健全化を目的に一般会計からの法定外繰り入れ5,000万円を実施したほか、当初予定していなかった国からの特別調整交付金が交付されたこと、財政安定化事業繰入金が増額されたことなどによる収入増がありました。また、歳出では、被保険者数が当初想定人数よりも下回ったことにより保険給付費が減少いたしました。その結果、形式的には3億7,300万円を超える黒字を確保することができました。しかしながら、今後の経済情勢や医療費の伸びを考えますと依然厳しい状況にあり、国民健康保険基金への積み立てを1億8,698万円行い、財政基盤の強化を図りたいと考えております。  次に、本市国保の加入状況について申し上げます。なお、数値は平成26年度末現在で申し上げます。加入世帯数は1万3,398帯で、前年度比356世帯の減少、また被保険者数は2万3,846人で、前年度比1,165人の減少でありました。なお、国保加入率は世帯が42.1%、被保険者が29.4%であります。  332ページをお願いいたします。歳入合計は、歳入総括の表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、101億8,018万6,242円であります。334ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、98億622万6,380円であります。  以上の結果、歳入歳出差額残高は3億7,395万9,862円となり、このうち1億8,698万円を地方自治法及び本市国民健康保険基金条例に基づき国民健康保険基金に繰り入れました。形式収支につきましては、約3億7,400万円の決算剰余金が生じましたけれども、このうち国庫負担金等に約1億6,200万円の超過交付が生じておりまして、この金額は平成27年度中に国等へ返還しなければなりませんので、実質的には約2億1,200万円の黒字であったということになります。  335ページをお願いいたします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款は国民健康保険税でありますが、収入済み総額は24億9,242万6,592円であります。国民健康保険税の収入率は、現年課税分が91.13%、滞納繰り越し分が17.90%、全体では70.88%であります。収入率の前年度比較では、現年課税分が0.50ポイントの増、滞納繰り越し分が1.87ポイントの増、全体では1.93ポイントの増であります。また、収入率の県内比較でありますが、現年課税分及び滞納繰り越し分を合わせた収入率で12市中第7位という状況でありました。  次に、不納欠損額は955件に係るもので、9,694万2,759円であります。金額、件数とも前年度比で減少いたしました。なお、不納欠損の事由別の内訳でありますが、無財産が75件、生活困窮が821件、居所不明が59件でありました。  また、収入済額は4万2,198件に係るもので、9億2,689万4,564円であります。前年度比較では1,513件の減少、金額で4,496万6,951円の減少でありました。  次に、科目別に主なものを申し上げます。初めに、1目一般被保険者国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は15億9,380万2,483円で、収入率は91.03%であります。このうち特別徴収分の収入済額は1億9,651万8,392円で、構成比率は12.33%であります。2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は4億2,432万8,435円で、収入率は91.11%であります。このうち特別徴収分の収入済額は5,165万8,008円で、構成割合は12.17%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は1億6,390万1,246円で、収入率は88.14%であります。  336ページをお願いいたします。2目退職被保険者等国民健康保険税1節医療給付費分現年課税分の収入済額は9,029万8,823円で、収入率は96.42%であります。2節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は2,388万481円で、収入率は96.45%であります。3節介護納付金分現年課税分の収入済額は2,215万235円で、収入率は96.49%であります。  337ページをお願いいたします。2款国庫支出金の収入済み総額は、23億5,477万9,871円であります。1項国庫負担金1目療養給付費等負担金は、一般被保険者に係る療養給付費等に対する定率負担金で、負担率は32%であります。  2目高額医療費共同事業負担金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象とする高額医療費共同事業に対して共同事業の財源となる市町村拠出金を国が県とともに4分の1ずつ公費で負担するものであります。  338ページをお願いいたします。3目特定健康診査等負担金は、40歳以上の被保険者全員を対象に内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防対策として医療保険者に実施が義務づけられました特定健康診査及び特定保健指導に対する国庫負担金で、負担率は基準額の3分の1であります。  2項国庫補助金1目財政調整交付金1節普通調整交付金は、一般被保険者に係る療養給付費等を対象経費として、市町村間の財政力の不均衡を調整するために交付されたものであります。2節特別調整交付金は、市町村の特別な事情を考慮して交付されるもので、国保の経営姿勢が評価されたことに係る交付金が主なものとなっております。  340ページをお願いいたします。3款1項1目療養給付費等交付金1節現年度分は、退職被保険者等の保険給付等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。  341ページをお願いいたします。4款1項1目前期高齢者交付金は、退職者医療制度の原則廃止に伴い、65歳以上75歳未満の退職被保険者が一般被保険者の扱いとされたことに伴い、前期高齢者の偏在による保険者間の医療費負担の不均衡を是正するための交付金であります。  342ページをお願いいたします。5款県支出金1項県負担金1目高額医療費共同事業負担金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象にした共同事業の財源となる市町村拠出金に対する県負担分であります。  2目特定健康診査等負担金は、特定健康診査特定保健指導事業に対する県負担分であります。  343ページをお願いいたします。2項県補助金1目財政健全化補助金は、福祉医療を実施したことに伴う国庫負担金等の削減、いわゆる福祉ペナルティーに係るもので、県補助事業分に係るペナルティーの2分の1相当額であります。  2目財政調整交付金は、市町村におきます国保財政の安定化、保険事業の運営の安定化を目的に交付されたものであります。  344ページをお願いいたします。6款1項共同事業交付金1目高額医療費共同事業交付金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象として国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は988件でありました。  2目保険財政共同安定化事業交付金は、1件当たり30万円を超え80万円以下の高額レセプトを対象として国保連合会から交付されたもので、交付該当件数は4,951件であります。  346ページをお願いいたします。8款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は、低所得者に対する7割、5割及び2割軽減相当額について、県4分の3、市4分の1の割合で公費負担されたものに対する繰入金であります。医療給付費後期高齢者支援金分に係る軽減対象世帯数は7,154世帯で、国保加入世帯に占める軽減対象世帯の割合は53.4%、また軽減対象被保険者数は1万2,356人で、国保加入者に占める軽減対象者の割合は51.8%であります。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、中間所得者層の税負担を緩和する観点から、軽減対象となる一般被保険者数に応じて国が2分の1、県と市が4分の1ずつを公費負担したものに対する繰入金であります。3節事務費等繰入金は、交付税措置のある事務的経費に対する繰入金であります。4節出産育児一時金繰入金は、80件分の出産に係るもので、基準額の3分の2に相当する額を一般会計から繰り入れたものであります。5節財政安定化支援事業繰入金は、1つとして応能保険者負担能力不足として基盤安定繰入金に応じて算定されるもの、2つとして病院のベッド数の過剰分に応じて算定されたもの、3つとして高齢者を多く抱える保険者を対象として高齢者数に応じて算定されたものであります。このうち応能保険者負担能力不足分として算定された分が前年度実績を約9,000万円上回りました。  347ページをお願いいたします。6節その他繰入金は、福祉ペナルティー分のほか、被保険者の負担増緩和分などであります。  349ページをお願いいたします。9款1項繰越金1目1節療養給付費等交付金繰越金は、社会保険診療報酬支払基金に対する退職者医療交付金還付金に充当した前年度繰越金であります。  2目その他繰越金は、1目を除いた前年度繰越金であります。  350ページをお願いいたします。10款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目一般被保険者延滞金は、保険税滞納者に対する延滞金で、延べ3,913件に係るものであります。  以上で歳入についての説明を終わります。  354ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、357ページまでにわたりますが、被保険者証の交付、レセプト点検、国保連合会に対する電算処理業務委託料、国民健康保険税の賦課徴収、運営協議会開催等に係る事務的な経費であります。  少し飛びますけれども、358ページをお願いいたします。2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費は、一般被保険者に係る医療費のうち保険者負担分であります。給付額は53億2,780万7,343円で、本会計中最大かつ最も主要な事業費となっております。被保険者数が当初見込みに比べ487人下回ったことなどにより、約1億760万円の不用額が生じております。なお、参考に申し上げますと、平成26年度の一般被保険者に係る患者一部負担金を含めました医療費総額は約73億7,600万円でありまして、被保険者1人当たりでは約31万4,000円、対前年度比4.1%の増となっております。  359ページをお願いいたします。2目退職被保険者等療養給付費は、退職被保険者及びその家族に係る医療費のうち、保険者負担分で3億106万5,784円であります。被保険者数が当初の見込みを322人下回ったことなどによりまして、約3,900万円の不用額が生じております。平成26年度の退職被保険者等に係る患者一部負担金を含めた医療費総額は約4億3,500万円で、被保険者1人当たりでは約36万9,000円、対前年度比4.6%の減となっております。  3目一般被保険者療養費及び、360ページになりますが、4目退職被保険者等療養費は、被保険者が医療費を全額支払い、一定の条件を満たした場合に現物支給を行ったものであります。  5目審査支払手数料は、レセプトの1次審査及び診療報酬の支払いに係る国保連合会への手数料であります。  361ページをお願いいたします。2項高額療養費1目一般被保険者高額療養費及び、362ページにわたりますが、2目退職被保険者等高額療養費は、一部負担金が月額自己負担額を超えた場合に現物または償還払いにより支給するものであります。給付状況でありますが、一般、退職を合わせた支給総額は7億5,807万4,558円、支給件数は対前年度比1.0%増の1万1,352件で、1件当たりの支給額は6万6,779円であります。  364ページをお願いいたします。4項出産育児諸費1目出産育児一時金は、365ページにわたりますが、支給件数80件に係るものであります。  5項葬祭諸費は、366ページをお願いいたします。1目葬祭費は、1件当たり5万円の支給で134件分であります。  367ページをお願いいたします。3款1項後期高齢者支援金等1目後期高齢者支援金は、後期高齢者に係る保険給付費の財源の約4割を現役世代が支援するものであります。  369ページをお願いいたします。4款1項前期高齢者納付金等1目前期高齢者納付金は、医療保険者間におきます前期高齢者の偏在に伴う医療費負担の不均衡を是正するための財政調整制度であります。  少し飛びますけれども、372ページをお願いいたします。6款1項1目介護納付金は、40歳以上65歳未満の介護保険第2号被保険者に係る納付金であります。  373ページをお願いいたします。7款1項共同事業拠出金1目高額医療費拠出金は、1件当たり80万円を超える高額レセプトを対象とする高額医療費共同事業に係る市町村拠出金であります。国保連合会が実施主体となり、県内全ての市町村国保が参加して拠出金を出し合うことによって、高額療養費が多発した場合の支払いリスクを回避するもので、拠出金の財源の4分の1ずつを国及び県が公費負担しております。  374ページをお願いいたします。2目保険財政共同安定化事業拠出金は、先ほどご説明申し上げました高額医療費共同事業を補完するものとして、1件当たり30万円を超え80万円以下の高額レセプトを対象として共同事業化しているものであります。  375ページをお願いいたします。8款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費は、40歳以上の被保険者を対象とする内臓脂肪型肥満に着目した健康診査の実施に係る経費であります。備考欄の特定健康診査事業の受診率につきましては、国への報告を待って数値が確定するため、現段階においては未確定でありますが、速報値として42.8%程度になる見込みであります。  376ページの備考欄、特定保健指導事業は、特定健康診査の実施結果に基づき、腹囲を初め血圧、血糖、血中脂質等の数値が一定基準を超えた場合において、そのレベルに応じて積極的支援、動機づけ支援等の保健指導を行うものであります。速報値で受診率は8.7%程度になる見込みであります。  2項保健事業費1目保健衛生普及費、備考欄、保健衛生普及事業は健康家庭表彰事業、人間ドック検診費補助、医療費通知、ジェネリック差額通知等に係るものであります。  380ページをお願いいたします。11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金は、国民健康保険税の納付後における資格移動等に伴う還付金で、220件に係るものであります。  381ページをお願いいたします。3目国庫負担金等償還金、備考欄、国庫負担金等償還金は、前年度分の国庫支出金等に係る精算還付金であります。  国保財政につきましては、高齢化の進行や医療技術の発展に加え、延期されております消費税の引き上げも予定されておりまして、今後も医療費の増加が見込まれます。平成26年度決算におきましては、適正な基金の確保等を行うことができましたけれども、国保制度を取り巻く環境は極めて厳しい状況でございます。今後も引き続き国保財政の健全運営に努めてまいりたいと思います。  以上で事業勘定についての説明を終わらせていただきます。  引き続き、診療施設勘定についてご説明を申し上げます。当勘定は、国保直営診療所の運営に係るものであります。  決算書の387ページをお願いいたします。初めに、診療状況の概要について申し上げます。診療は、医師2名、看護師4名、事務員3名の9名体制で業務に当たりました。業務に当たっては、健康づくり、介護相談等を含め、総合的、包括的な視点に立ちました診療に努めてまいりました。年間の延べ患者数は8,732人で、前年度との比較では、延べ患者数は52人の減でありました。なお、1日平均では36.2人であります。  それでは、387ページをお願いしまして、歳入総括をごらんいただきたいと思います。歳入合計は、表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、1億3,834万8,109円であります。388ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下欄、歳入総額と同額の1億3,834万8,109円であります。  389ページをお願いいたします。次に、歳入についてご説明申し上げます。1款診療収入1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入は、国保被保険者に係るもので、診療報酬収入の16.9%を占めております。  2目社会保険診療報酬収入は、被用者保険の加入者に係る診療報酬収入で、診療報酬収入の9.6%に当たります。  390ページをお願いいたします。3目後期高齢者診療報酬収入は、後期高齢者に係るもので、診療報酬収入の57.0%を占め、最も主要な収入となっております。  5目一部負担金は、診療時に徴収いたします患者の一部負担金であります。  392ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目診療施設使用料は、往診車使用料及び敷地使用料であります。往診件数は261件となっております。  2項手数料1目文書手数料は、393ページにわたりますが、介護保険の要介護認定に係る主治医意見書手数料及び診断書手数料であります。  395ページをお願いいたします。4款繰入金1項1目一般会計繰入金は、診療所の運営経費に対する財源補填であります。平成25年度下期から償還が始まりました診療所建設に係る元金償還金が平成26年度からは上期、下期分になったことに伴い、公債費が増加したため、繰入金が増加したものであります。  398ページをお願いいたします。6款諸収入1項1目1節雑入、備考欄1行目、医師派遣収入は、渋川総合病院に毎週火曜日医師を派遣したことなどによる収入であります。備考欄3行目、保健予防業務収入は、市健康管理課から委託されました各種保健予防業務に係る収入であります。備考欄4行目、健康診査収入は、特定健康診査等に係る収入であります。備考欄5行目、予防接種負担金等は、インフルエンザほかの予防接種料であります。  399ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明いたします。1款総務費1項施設管理費1目一般管理費は、400ページにわたりますが、医師、看護師等職員人件費及び施設管理費等であります。  403ページをお願いいたします。2款1項医業費1目医療用機械器具費の備考欄、医療用機械器具整備事業の委託料は、エックス線画像診断装置及びエックス線撮影装置の保守、事業用備品は医療用機械器具の更新費用等であります。  404ページをお願いいたします。2目医療用消耗器材費は、注射器、カテーテル、ガーゼ等の購入経費であります。  3目医薬品衛生材料費は、医薬品、湿布薬、インフルエンザワクチン等に係る購入経費であります。  405ページをお願いいたします。4目検査手数料は、臨床検査に係る外注費であります。  406ページをお願いいたします。3款1項公債費1目元金の備考欄、元金償還金及び407ページの2目利子の備考欄、利子償還金は、新診療所の建設及び医療機器整備等に係る起債償還金であります。  国保直営診療施設の運営につきましては、引き続き地域医療の確保及び財政健全化に努めてまいりたいと考えております。  以上で議案第100号、渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第100号は、決算特別委員会に付託をいたします。 △日程第3 議案第101号 平成26年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第3、議案第101号 平成26年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  愛敬市民部長。  (市民部長愛敬正孝登壇) ◎市民部長(愛敬正孝) ただいまご上程をいただきました議案第101号 平成26年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の411ページをお願いいたします。初めに、概要について申し上げます。後期高齢者医療制度の対象者は、75歳以上の人及び一定の障害を有する65歳以上の人で、平成26年度における本市の対象者は年度平均で1万2,588人で、対前年度比134人の増でありました。運営主体は群馬県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料の徴収、資格移動、保険給付等に係る窓口事務につきましては市町村が行っております。  それでは、411ページの歳入総括をごらんください。歳入合計は、表の中ほどの列、収入済額欄の最下行、9億4,816万8,262円であります。412ページをお願いいたします。歳出合計は、歳出総括の表の中ほどの列、支出済額欄の最下行、9億4,384万1,008円で、歳入歳出差し引き残高は432万7,254円であります。  413ページをお願いいたします。初めに、歳入についてご説明申し上げます。1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目特別徴収保険料は、4億6,869万1,800円であります。収入未済額がマイナス表示となっておりますのは、還付未済によるものであります。  2目普通徴収保険料1節現年度分は、2億82万1,400円であります。現年度分の収入率は、普通徴収が97.98%、特別徴収を合わせた収入率では99.47%であります。なお、滞納者数は166人、延べ滞納件数は568件であります。  414ページをお願いいたします。2節滞納繰越分は297万7,780円で、収入率は35.10%であります。  415ページをお願いいたします。2款広域連合支出金1項後期高齢者医療広域連合補助金1目保健事業費補助金は、市町村が実施いたします人間ドック検診費助成事業に対する広域連合補助金であります。  416ページをお願いいたします。3款繰入金1項一般会計繰入金1目事務費繰入金は、事務費のほか、広域連合負担金に係る共通経費分の財源として一般会計から繰り入れたものであります。  2目保険基盤安定繰入金は、低所得者等に対する保険料軽減に係る公費負担分で、財源内訳は県が4分の3、市が4分の1となっております。  417ページをお願いいたします。4款1項1目繰越金は、平成25年度の出納整理期間中に収納しました現年度保険料について、広域連合側の経理の都合上、市町村において一時的に保管するため、翌年度に繰り越されたものであります。  419ページをお願いいたします。5款諸収入2項償還金及び還付加算金1目保険料還付金は、市が被保険者に対して立てかえ払いをしました保険料還付金33件分に係る広域連合からの返還金であります。  3項1目受託事業収入は、420ページにわたりますが、本市が広域連合から受託しました後期高齢者健康診査に係る受託事業収入であります。記載の金額は、受診者数2,666人に係るものであります。  4項2目雑入は、421ページにわたりますが、平成25年度広域連合事務費負担金の精算に伴う返還金であります。  422ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、被保険者証の送付や広域連合システム窓口端末の保守管理等に係る経費であります。  423ページをお願いいたします。2項1目徴収費は、保険料徴収に係ります諸経費であります。  424ページをお願いいたします。2款広域連合納付金1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、群馬県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であります。内訳は、県広域連合の組織運営に係る共通経費負担金が3,242万2,957円、保険基盤安定負担金が2億1,096万6,049円、収納保険料が6億7,142万59円であります。  425ページをお願いいたします。3款保健事業費1項健康保持増進事業費1目健康診査費は、県広域連合から受託しました後期高齢者健康診査の実施に係る諸経費であります。本事業における健康診査は法令に基づくものではありませんけれども、特定健康診査に準じて実施したもので、受診者数は2,666人であります。  2目健康保持増進事業費は、広域連合の補助を受けて人間ドックの受診者に対し検診費の一部助成を実施したもので、受診者は192人であります。  427ページ以降の4款及び5款につきましては、説明を省略させていただきます。  以上で議案第101号 平成26年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第101号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第102号 平成26年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第4、議案第102号 平成26年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  立見保健福祉部長。  (保健福祉部長立見俊幸登壇) ◎保健福祉部長(立見俊幸) ただいまご上程いただきました議案第102号 平成26年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  決算書の内容についてご説明を申し上げる前に、平成26年度における介護保険事業の概要について申し上げます。平成26年度は、平成27年度から平成29年度を計画期間とする第6期介護保険事業計画を策定いたしました。事業運営に当たっては、要介護認定の信頼性の確保や介護サービスの適正かつ円滑な提供及び質の向上が図られるよう努めてまいりました。また、介護予防の取り組みとして、一般高齢者に対する1次予防事業では、高齢者の運動教室や普及啓発のための講演会の開催及び地域における介護予防活動の取り組みを推進するため、介護予防サポーターの育成や自主活動への支援を行いました。介護リスクの高い高齢者に対する2次予防事業では、要介護状態にならないよう、通所型、訪問型の予防事業等を推進してまいりました。また、ひとり暮らし高齢者が増加する中、住みなれた地域で安心して生活ができるよう、地域包括支援センターを中心にあんしん見守りネットワークを構築し、地域全体で高齢者等を見守る体制の充実に努めてまいりました。  次に、被保険者等の状況についてご説明申し上げます。なお、数字については平成26年度末現在で申し上げます。初めに、本市の65歳以上の人口は2万4,333人で、高齢化率は29.95%、対前年度比1.06ポイントの上昇であります。介護保険第1号被保険者数は2万4,243人で、対前年度比633人、2.68%の増であります。要介護認定者数は4,471人で、対前年度244人、5.77%の増であります。このうち第1号被保険者に係る認定者数は4,362人で、認定率は17.99%で、高齢者の5人に1人が認定を受けていることになります。  次に、介護サービスの利用状況について、平成27年3月利用分について申し上げます。初めに、居宅サービスの利用者数は2,625人で、対前年度比5.4%の増であります。また、施設サービスの利用者数は815人で、対前年度比1.5%の減であります。地域密着型サービスの利用者数は255人で、対前年度比0.78%の減であります。なお、地域密着型サービスにつきましては、平成26年度末現在、グループホームが11事業所、小規模多機能型居宅介護が4事業所、認知症対応型通所介護が4事業所の計19事業所が市内に所在しております。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。431ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、432ページをお願いいたします。表の中ほど、収入済額の最下行、歳入合計は76億3,907万6,564円であります。433ページ、歳出総括でありますが、434ページをお願いいたします。表の中ほど、支出済額の最下行、歳出合計は76億216万8,684円であります。欄外をごらんいただきたいと思いますが、歳入歳出差し引き残高は3,690万7,880円で、このうち1,845万4,000円を介護給付費準備基金に繰り入れをいたしました。  435ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款保険料1項1目第1号被保険者保険料の収入済額は14億7,153万819円で、還付未済額を差し引いた後の実質収納率は97.1%、対前年度比マイナス0.3ポイントであります。不納欠損額は1,058万2,413円で、対前年度比441万148円の増であります。なお、該当件数は298件で、理由別件数の内訳は、無財産8件、生活困窮289件、居所不明1件であります。収入未済額は3,217万5,563円で、対前年度116万568円、3.7%の増であります。保険料の内訳でありますが、1節特別徴収保険料現年度分の収入済額は13億5,723万5,400円で、還付未済額を差し引いた実質収納額は調定額と同額で、収納率は100%であります。2節普通徴収保険料現年度分の収入済額は1億963万4,427円、また収入未済額は1,654万8,773円で、2,358件に係るものであります。還付未済額を差し引いた後の実質収納率は86.8%で、対前年度比プラス0.1ポイントであります。3節滞納繰越分の収入済額は466万992円、また収入未済額は1,698万5,190円で、収納率は14.5%、対前年度比5.3ポイントの低下であります。  436ページをお願いいたします。2款分担金及び負担金1項1目認定審査会負担金は、介護認定審査会を共同設置している榛東村及び吉岡町からの運営費負担金であります。  437ページをお願いいたします。3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の法定負担分で、収入済額は13億758万6,469円であります。  2項国庫補助金は、438ページをお願いいたします。1目調整交付金は、介護給付費の5%相当分について、市町村間の高齢者の所得分布などの格差が是正されるように調整され、交付されるものであります。平成26年度の本市に対する交付割合は、介護給付費の5.88%で、収入済額は4億2,063万9,000円であります。  2目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、要介護状態になるおそれのある高齢者や一般の高齢者を対象として実施する介護予防事業に対する交付金で、交付割合は基準額の25%であります。  3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、主に地域包括支援センターで実施している事業に対する交付金で、交付割合は基準額の39.5%であります。  439ページをお願いいたします。4目介護保険事業費補助金は、介護報酬改定等に伴うシステム改修事業に対する国の補助金であります。  440ページをお願いいたします。4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの介護保険第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されたもので、交付割合は介護給付費の29%であります。  2目地域支援事業支援交付金は、地域支援事業の財源の一部として社会保険診療報酬支払基金から第2号被保険者負担分として法令に基づき交付されるもので、交付割合は地域支援事業費のうち介護予防事業費の29%であります。  442ページをお願いいたします。5款県支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する県の法定負担分で、負担割合は居宅給付費が12.5%、施設給付費が17.5%であります。  2項県補助金は、443ページをお願いいたします。1目地域支援事業交付金(介護予防事業)は、地域支援事業のうち介護予防事業に係る交付金で、交付割合は基準額の12.5%であります。  2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、地域支援事業のうち包括的支援事業及び任意事業に係る交付金で、交付割合は基準額の19.75%であります。  444ページをお願いいたします。6款財産収入1項1目利子及び配当金は、介護給付費準備基金利子であります。  445ページをお願いいたします。7款繰入金1項1目介護給付費繰入金は、介護給付費に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  2目地域支援事業繰入金(介護予防事業)は、地域支援事業の介護予防に対する市の法定負担分で、負担割合は12.5%であります。  446ページをお願いいたします。3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)は、包括的支援事業及び任意事業に対する市の法定負担分で、負担割合は19.75%であります。  4目その他一般会計繰入金は、職員給与等に係る繰入金であります。  2項基金繰入金は、447ページをお願いいたします。1目介護給付費準備基金繰入金は、当該年度の介護給付費、公費の法定負担金、保険料収入見込額等を勘案し、財源不足見込額を予算に基づき繰り入れしたものであります。  448ページをお願いいたします。8款繰越金1項1目1節前年度繰越金は、平成25年度の決算剰余金であります。  449ページをお願いいたします。9款諸収入1項1目第1号被保険者延滞金は、50件に係るものであります。  450ページをお願いいたします。2項1目第三者納付金は、交通事故等に係る損害賠償請求額であります。  2目返納金は、県の勧告に伴う返還金及び1社の自主点検に伴う介護報酬の返還分であります。  3目雑入は、451ページにわたりますが、雇用保険料加入者負担分及び自動車損害共済災害共済金であります。  452ページをお願いいたします。10款市債1項1目財政安定化基金貸付金は、給付費の増加により財政不足が生じたことから、介護保険財政を安定的に運営するため、県が設置する財政安定化基金から資金の貸し付けを受けたものであります。  以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  引き続き、歳出についてご説明申し上げます。453ページをお願いいたします。1款総務費1項1目一般管理費は、一般事務及び介護保険事務処理システムの運用、保守等に要した経費等に係るものであります。  454ページをお願いいたします。2項1目賦課徴収費は、介護保険料の賦課徴収事務及び電算委託料等に係るものであります。  455ページをお願いいたします。3項1目介護認定審査会費は、457ページにわたりますが、渋川広域圏の3市町村が共同設置している介護認定審査会の運営に係るもので、5つの合議体、31人の審査委員により、平成26年は230回の開催、5,956件の審査判定を行いました。  457ページをお願いいたします。2目認定調査費は、認定調査員賃金、主治医意見書の作成手数料等であります。  458ページをお願いいたします。4項1目趣旨普及費は、介護保険制度普及のための経費で、啓発用品の購入等に係るものであります。  459ページをお願いいたします。2款は、保険給付費であります。保険給付費の支出済額は72億2,841万5,205円で、対前年比4.7%の増であります。また、歳出に占める保険給付費の割合は95.1%であります。1項1目居宅介護サービス給付費は、訪問介護やデイサービス等の訪問、通所サービス、短期入所サービス等に係る保険給付で、対前年度比7.6%の増、給付件数は5万298件であります。  460ページをお願いいたします。3目地域密着型介護サービス給付費は、グループホームや小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスに係る保険給付で、対前年度比1.7%の増、件数は3,062件であります。  461ページをお願いします。5目施設介護サービス給付費は、介護保険施設の入所に係るもので、対前年度比1.9%の増、件数は1万49件であります。  462ページをお願いいたします。7目居宅介護福祉用具購入費は、入浴補助用具や腰かけ便座など福祉用具の購入に対する給付で、対前年度比4.3%の減、件数は245件でありました。  463ページをお願いいたします。8目居宅介護住宅改修費は、住宅改修に係る給付費で、対前年度比11.8%の減、件数は181件であります。  9目居宅介護サービス計画給付費は、ケアプランの作成に係る給付費で、対前年度比5.9%の増、件数は2万2,533件であります。  464ページをお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費は、要支援1または要支援2に認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。介護予防サービスは、指定介護予防支援事業所である地域包括支援センターが作成した介護予防ケアプランに基づき、できるだけ要介護状態にならないようにするためのサービスであります。  1目介護予防サービス給付費は、訪問や通所による介護予防サービスに係るもので、対前年度比10.4%の増、件数は9,956件であります。  465ページをお願いいたします。3目地域密着型介護予防サービス給付費は、介護予防に係る地域密着型サービスに係る給付費で、96件に係るものであります。  466ページをお願いいたします。5目介護予防福祉用具購入費は、入浴補助用具等の福祉用具の購入に係る介護予防給付費で、70件に係るものであります。  467ページをお願いいたします。6目介護予防住宅改修費は、住宅改修に係る介護予防給付費で、74件に係るものであります。  7目介護予防サービス計画給付費は、介護予防ケアプランの作成に係る給付費で、対前年度比8.5%の増、件数は6,877件であります。  468ページをお願いいたします。3項その他諸費でございますけれども、469ページをお願いいたします。1目審査支払手数料は、介護保険請求の審査支払い事務に係る群馬県国民健康保険団体連合会の手数料であります。  4項1目高額介護サービス費は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合に給付する保険給付費で、対前年度比3.4%の増、件数は1万2,539件であります。  470ページをお願いいたします。2目高額介護予防サービス費は、要支援認定者の介護予防サービス費に係るもので、件数は131件であります。  5項高額医療合算介護サービス等費は、471ページをお願いいたします。1目高額医療合算介護サービス費は、同一世帯内で介護保険と医療保険の両方を利用し、介護と医療の自己負担額の年間合計額が所得区分に応じた一定額を超えた場合に給付するもので、対前年度比14.1%の増、件数は695件であります。  2目高額医療合算介護予防サービス費は、介護予防サービスに対して1目と同様に給付するもので、対前年度比17.6%の増、件数は18件でありました。  472ページをお願いいたします。6項1目特定入所者介護サービス費は、所得の低い利用者の施設利用が困難とならないよう、介護保険の保険給付対象外となっている施設サービスにおける居住費と食費が所得区分に応じた負担限度額を超えた場合に、その超えた額を介護保険から給付するもので、対前年度比3.7%の増、件数は9,043件であります。  473ページの3目特定入所者介護予防サービス費は、要支援認定者が介護予防短期入所サービスを利用した場合における1目と同様の給付費であります。  475ページをお願いいたします。3款基金積立金1項1目介護給付費準備基金積立金は、預金利子を基金に積み立てたものであります。  476ページをお願いいたします。4款地域支援事業費1項1目二次予防事業費は、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を二次予防事業対象者として把握し、選定された高齢者を対象に一連の介護予防事業を実施したものであります。備考欄1行目、二次予防事業対象者把握事業は、25項目の調査内容から成る基本チェックリストを65歳以上の高齢者に配布、回収し、二次予防事業対象者を把握するもので、平成26年度は2,936人の対象者を選定し、二次予防事業への参加を促しました。備考欄2行目、通所型介護予防事業は、二次予防事業対象者に対して実施する事業で、運動器の機能向上教室、認知症予防教室、口腔機能向上教室を行いました。  477ページをお願いいたします。2目一次予防事業費は、一般高齢者及びその支援者を対象とした介護予防関係の各種講演会や教室などの実施及びこれらの事業のサポーターを養成するための事業に係るもので、備考欄1行目、介護予防普及啓発事業は、筋力向上教室、認知機能低下予防教室、介護予防講演会等の実施に係るものであります。  478ページをお願いいたします。備考欄、地域介護予防活動支援事業は、介護予防サポーターを養成、育成支援と介護予防推進事業に係るものであります。  2項1目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、地域包括支援センターの運営などに係る経費であります。479ページをお願いいたします。備考欄1行目、地域包括支援センター運営事業は、渋川市高齢者福祉計画に定める4つの日常生活圏域ごとに保健師、主任介護支援専門員及び社会福祉士の専門3職種を配置し、高齢者が住みなれた地域で尊厳ある生活が続けられるよう、保健、福祉、医療など、あらゆる相談に対して支援を行いました。総合相談支援業務では、1,700件を超える相談に対応いたしました。備考欄2行目、在宅介護支援センター運営事業は、地域包括支援センターのより身近な窓口として在宅の高齢者等が抱える諸問題に関して相談に応じ、各種の保健福祉サービスが総合的に受けられるよう、各種関係機関との連絡調整を行う在宅介護支援センターを日常生活圏域に即して設置するもので、市内5つの社会福祉法人に委託をしたものであります。  480ページをお願いいたします。備考欄1行目、高齢者等あんしん見守りネットワーク運営事業は、高齢者虐待防止法に基づき関係機関と連携し、地域における高齢者虐待防止のネットワーク形成とその運用を図ったものであります。ネットワーク代表者会議、実務者会議及び研修会開催のほか、虐待防止啓発事業、関係各機関との情報交換等を行いました。  2目任意事業費、備考欄1行目、介護給付等費用適正化事業は、介護サービス事業者からの不適切、不正な介護給付費の請求をチェックすることにより持続可能な介護保険制度の構築に資するものであります。備考欄2行目、介護相談員派遣事業は、介護相談員を事業所に派遣し、利用者の相談を受け、課題解決を促す事業で、10人の相談員を2人1組で5事業所に対して54回の派遣を行いました。備考欄3行目、家族介護支援事業は、介護している家族等を対象に家族介護教室を開催したものであります。  482ページをお願いいたします。5款公債費1項1目財政安定化基金償還金は、第4期計画期間中の平成23年度において借り入れを行った財政安定化基金に対する償還金で、平成24年度から平成26年度までの3カ年で償還するものであります。  483ページをお願いいたします。6款諸支出金1項1目の備考欄、諸支出金は、第1号被保険者の介護保険料に係る過誤納還付金であります。  484ページをお願いいたします。2目償還金は、介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金及び国庫支出金等過年度分の返還金であります。  以上で議案第102号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第102号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第103号 平成26年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第5、議案第103号 平成26年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  立見保健福祉部長。  (保健福祉部長立見俊幸登壇) ◎保健福祉部長(立見俊幸) ただいまご上程いただきました議案第103号 平成26年度渋川市特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  特別養護老人ホーム清流の郷は、平成17年10月に旧赤城村が特別養護老人ホームとして整備し、その後、平成25年市議会12月定例会において財産の処分についてご議決をいただき、平成26年4月1日から民営化を開始いたしました。平成26年度は財産の処分に係る事務を執行し、特別養護老人ホーム事業特別会計を廃止いたしました。  それでは、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の489ページをお願いいたします。初めに、歳入について申し上げます。1款財産収入1項1目1節建物売払収入は、2億8,500万円であります。これは、特別養護老人ホーム清流の郷を社会福祉法人永光会に売り払ったものであります。  490ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款事業費1項1目備考欄1行目、国県支出金精算還付金は、財産の処分に伴う国庫補助金及び県費負担金の返還金であります。備考欄2行目、一般会計繰出金は、歳入の建物売払収入と歳出の国県支出金精算還付金との差額を一般会計に繰り入れたものであります。  以上で議案第103号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第103号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第104号 平成26年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第6、議案第104号 平成26年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  高橋農政部長。  (農政部長高橋哲史登壇) ◎農政部長(高橋哲史) ただいまご上程をいただきました議案第104号 平成26年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。この農産物直売所につきましては、指定管理者制度を活用し、地域の活性化と農業振興の中核となる施設として、また道の駅おのことして道路利用者のための休息機能や地域の方々のための情報発信機能などをあわせ持った施設として、県内外の多くの皆様にご利用していただいております。平成26年度につきましては、農産物の直売と食堂の利用者数が17万2,093人と、前年度に比べまして約2.9%減となっております。  それでは、決算書の491ページをお願いいたします。歳入の総括でございます。歳入の合計欄、収入済額は953万8,003円でございます。492ページをお願いいたします。歳出の総括では、歳出合計欄の支出済額は856万8,698円でありまして、歳入歳出差し引き残高は96万9,305円であります。  493ページをお願いいたします。事項別明細書によりご説明申し上げます。最初に、歳入について申し上げます。1款繰越金1項1目1節前年度繰越金は、収入済額160万4,326円でありました。  次に、494ページをお願いいたします。2款諸収入1項1目1節雑入は、収入済額793万3,677円で、指定管理者納付金であります。  次に、495ページをお願いいたします。歳出について申し上げます。1款事業費の支出済額は126万1,695円で、執行率は62%でありました。  次に、1目農産物直売所施設管理費の内容についてご説明申し上げます。備考欄1行目、農産物直売所施設管理事業は、保険料及び借地料の経費でございます。  496ページをお願いいたします。2款諸支出金1項他会計繰出金1目一般会計繰出金28節繰出金の支出済額は730万7,003円で、一般会計へ繰り出したものであります。  以上で議案第104号 平成26年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてのご説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いいたします。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第104号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第105号 平成26年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第7、議案第105号 平成26年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程をいただきました議案第105号 平成26年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。本特別会計は、伊香保ロープウェイ、温泉浴場石段の湯及び市営駐車場の各施設の管理に係るものであります。伊香保ロープウェイでありますが、運行日数は347日間で、利用者数は延べ13万9,329人でありました。続きまして、温泉浴場石段の湯でありますが、開館日数は336日間で、利用者数は延べ8万2,794人でありました。最後に、市営駐車場でありますが、有料駐車場の利用台数は延べ4,041台でありました。また、月決め駐車場は全体駐車区画数65区画のうち1カ月当たり平均の契約区画数は47区画で、1区画を1カ月使用する計算で延べ560区画でありました。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の499ページをお願いをいたします。歳入総括でありますが、歳入合計は、収入済額の最下欄、1億237万9,927円であります。500ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、1億237万9,927円で、歳入歳出同額であります。  501ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款使用料及び手数料1項使用料1目ロープウェイ使用料は、収入済額5,446万7,099円であります。  2目温泉施設使用料は石段の湯使用料で、収入済額2,852万5,284円であります。  502ページをお願いをいたします。3目駐車場施設使用料は、収入済額391万5,323円であります。収入未済額につきましては、1件分の3万円であります。  503ページをお願いをいたします。2款国庫支出金1項1目商工費国庫補助金は、収入済額45万円で、ロープウェイ駅舎耐震診断に係る社会資本整備総合交付金であります。  504ページをお願いをいたします。3款県支出金1項県補助金1目商工費県補助金は、収入済額67万円で、ロープウェイ不如帰駅防護柵更新工事に係る千客万来支援事業補助金であります。  505ページをお願いをいたします。4款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額776万8,411円であります。  507ページをお願いをいたします。6款諸収入1項1目雑入は、収入済額658万3,810円で、石段の湯物品及び販売機等の売り上げ収入が主なものであります。  508ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、説明を省略させていただきます。  510ページをお願いをいたします。2款事業費1項施設管理費1目ロープウェイ施設管理費の支出済額は3,436万2,114円で、備考欄、ロープウェイ施設管理事業の主なものは、臨時職員賃金、施設管理のための委託料、駅舎耐震診断のための調査委託料及び不如帰駅乗降所防護柵改修工事、ロープウェイ緊張索及び受索輪交換工事、ロープウェイ発電機交換工事にかかわる工事請負費であります。  511ページをお願いをいたします。2目温泉施設管理費の支出済額は、3,696万448円であります。512ページをお願いをいたします。備考欄、石段の湯管理事業の主なものは、臨時職員賃金並びに施設管理のための消耗品及び光熱水費等であります。  3目駐車場施設管理費の支出済額は、280万3,610円であります。513ページをお願いをいたします。備考欄、駐車場施設管理事業の主なものは臨時職員賃金であります。  以上で議案第105号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いをいたします。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第106号 平成26年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について
    ○議長(石倉一夫議員) 日程第8、議案第106号 平成26年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程いただきました議案第106号 平成26年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。小野上温泉センターは、平成20年10月1日から金井興業株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費にかかわるものであります。施設の営業日数は351日間で、入館者数は24万6,225人でありました。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の515ページをお願いをいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、3,314万8,924円であります。516ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、3,314万8,924円で、歳入歳出同額であります。  517ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金は収入済額1,312円で、小野上温泉開発基金利子であります。  518ページをお願いをいたします。2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額1,829万3,654円であります。  2項1目基金繰入金は、収入済額86万2,158円で、小野上温泉開発基金からの繰入金であります。  521ページをお願いをいたします。4款諸収入1項1目雑入は、収入済額1,399万1,800円で、指定管理者納付金は、指定管理者である金井興業からの納付金であります。全国自治協会(建物損害共済災害共済金)は、平成26年2月の大雪で小野上温泉センターの空調機の屋外機が落雪により破損したことによる共済金であります。消費税及び地方消費税還付金は、平成25年分の確定申告等による還付金であります。  522ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は391万356円で、備考欄1行目、施設管理事業は、コインロッカー等の物品借上料及び浴室等改修工事等の工事請負費であります。備考欄2行目、小野上温泉開発基金は、基金利子分1,312円の積立金であります。  524ページをお願いをいたします。2款公債費1項公債費1目元金の支出済額2,500万4,436円及び525ページ、2目利子の支出済額423万4,132円は、小野上温泉センター建設に伴う起債借り入れの元金及び利子の償還金であります。  以上で議案第106号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第106号は、決算特別委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                         午後2時56分 ○議長(石倉一夫議員) 休憩いたします。  会議は午後3時15分に再開いたします。                                                                 再       開                                         午後3時15分 ○議長(石倉一夫議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第9 議案第107号 平成26年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第9、議案第107号 平成26年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  加藤商工観光部長。  (商工観光部長加藤順一登壇) ◎商工観光部長(加藤順一) ただいまご上程いただきました議案第107号 平成26年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明を申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。渋川市交流促進センターは、平成22年4月1日からケービックス株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に係るものであります。施設の営業日数につきましては355日間で、宿泊利用者数は1万4,427人、休憩利用者167人、合計の利用者数につきましては1万4,594人でありました。  次に、決算の内容についてご説明を申し上げます。決算書の527ページをお願いをいたします。歳入総括でありますが、歳入合計は、収入済額の最下欄、1,409万8,875円であります。528ページをお願いをいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、1,409万8,875円で、歳入歳出同額であります。  529ページをお願いをいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額1,407万7,875円であります。  530ページをお願いをいたします。2款繰越金1項1目繰越金は、収入済額2万1,000円で、平成25年度に繰越明許費で行いました交流促進センター西側露天風呂ろ過器交換工事の不用額を繰り越したものであります。  532ページをお願いをいたします。歳出についてご説明を申し上げます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の支出済額は1,409万8,875円で、備考欄、交流促進センター管理事業の主な内容につきましては、火災受信機修繕、借地料及び屋上防水改修工事等の工事請負費等でございます。  以上で議案第107号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第107号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第108号 平成26年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第10、議案第108号 平成26年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山水道部長。  (水道部長丸山 隆登壇) ◎水道部長(丸山隆) ただいまご上程をいただきました議案第108号 平成26年度渋川市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、下水道事業の整備状況について申し上げます。まず、公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積930.5ヘクタールのうち平成26年度末の整備済み面積は775.7ヘクタールで、整備率は前年度に比べ0.5ポイント増の83.4%であります。次に、特定環境保全公共下水道事業でありますが、事業認可区域面積463ヘクタールのうち平成26年度末の整備済み面積は400.9ヘクタールで、整備率は前年度に比べ2.8ポイント増の86.6%であります。下水道事業の全体では、事業認可区域面積1,393.5ヘクタールのうち平成26年度末の整備済み面積は1,176.6ヘクタールで、整備率は前年度に比べ1.2ポイント増の84.4%でありました。また、全体計画面積1,853.5ヘクタールに対する整備率は、前年度に比べ0.9ポイント増の63.5%であります。  続いて、水洗化率の状況について申し上げます。供用開始区域内の総戸数1万3,797戸に対しまして水洗化戸数は1万501戸で、水洗化率は76.1%であります。また、供用開始区域内の人口3万3,542人に対する水洗化人口は2万5,820人で、水洗化率は77%であります。これらの状況を踏まえ、供用開始区域における水洗化の推進をさらに図り、水洗化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の535ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は20億6,917万2,627円で、不納欠損額は339万3,228円であります。536ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は20億6,910万1,427円であります。  537ページをお願いいたします。事項別明細書の説明を申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金1項負担金1目下水道事業受益者負担金は、公共下水道事業に係るもので、収入済額は2,338件分で、収入率は90.7%であります。収入未済額は332件分であります。不納欠損額は、滞納繰り越し分で37件、16人分でございます。  2目工事負担金は、区域外流入工事費負担金に係るもので、件数は49件であります。  538ページをお願いいたします。2項分担金1目下水道事業受益者分担金は、特定環境保全公共下水道事業にかかわるもので、収入済額は1,604件分でございます。収入未済額は435件分、不納欠損額は滞納繰り越し分で41件、16人分であります。  539ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料1項使用料1目下水道使用料の収入済額は6万8,244件、汚水量で640万2,319立方メートルであります。収入未済額は1,039件、不納欠損額は、滞納繰り越し分で434件、55人分であります。受益者負担金及び受益者分担金並びに下水道使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいりたいと考えております。  541ページをお願いいたします。3款国庫支出金、建設事業に係る社会資本整備総合交付金であります。  542ページをお願いいたします。4款県支出金は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業のうち市単独事業費に係るものでございます。  543ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  545ページをお願いいたします。7款諸収入は、水道事業会計の負担金等であります。  546ページをお願いいたします。8款市債は、備考欄記載のとおりでございます。  547ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は99%であります。  549ページをお願いいたします。2款事業費の執行率は96.4%であります。  1項公共下水道建設事業費1目公共下水道事業費は、550ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業は、渋川地区において整備面積で3.1ヘクタール、汚水管布設工事で1,391.2メートルを実施いたしました。備考欄2行目、取付管設置事業は46件分の取付管設置を行いました。備考欄3行目、平成25年度繰越建設事業(公共下水道)(繰越明許分)は、渋川地区金井におきまして整備面積で0.8ヘクタール、汚水管布設工事、推進工事でありますが、161.1メートルの工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費の不用額は、請負差金が主なものでございます。  2目特定環境保全公共下水道事業費は、551ページをお願いいたします。備考欄2行目、建設事業は、渋川地区において整備面積12.8ヘクタール、汚水管布設工事3,536.1メートルの工事を実施いたしました。備考欄3行目、取付管設置事業は30件分の取付管設置を行いました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費は、工事執行による請負差金が主なものでございます。  次に、552ページをお願いいたします。2項公共下水道維持管理事業費1目公共下水道管渠事業費、553ページをお願いいたします。備考欄1行目、維持管理事業(湯沢)は、伊香保地区の老朽化した管渠の長寿命化対策のため管渠改修工事等を実施いたしました。  554ページをお願いいたします。3目公共下水道処理場事業費は、備考欄1行目、維持管理事業(湯沢)は、汚泥脱水機の改修等を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。13節委託料の不用額は、処理場から発生する脱水汚泥量が当初想定した量よりも少なかったことによるものが主なものでございます。  555ページをお願いいたします。4目特定環境保全公共下水道管渠事業費は、流域関連の渋川地区、北橘地区及び小野上地区、子持地区の管渠の維持管理にかかわるものでございます。  556ページをお願いいたします。5目特定環境保全公共下水道処理場事業費は、558ページにかけまして水沢地区、小野上地区及び子持地区の処理場の維持管理に係るものでございます。  次に、不用額について申し上げます。557ページをお願いいたします。13節委託料の不用額は、濃縮汚泥運搬業務委託料の請負差金によるものでございます。  558ページをお願いいたします。3項流域下水道事業費1目建設負担金の備考欄、利根川上流流域下水道建設事業の負担金は、県央処理区の全体事業費に対する本市の負担分でございます。  2目維持管理負担金、559ページをお願いいたします。備考欄の利根川上流流域下水道維持管理事業の負担金は、渋川市の汚水量に対する負担金であります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第108号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第109号 平成26年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第11、議案第109号 平成26年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山水道部長。  (水道部長丸山 隆登壇) ◎水道部長(丸山隆) ただいまご上程をいただきました議案第109号 平成26年度渋川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、農業集落排水事業の概要について申し上げます。まず、処理区の状況でありますが、平成26年度末で渋川、子持、赤城、北橘の4地区の17処理区で供用をしております。また、事業実施中の地区といたしましては、赤城地区の深山・長井小川田地区、宮田地区及び持柏木地区で平成29年度末の事業完了を目途に推進中でございます。  次に、水洗化の状況を申し上げます。平成26年度末現在の供用開始区域内の計画戸数6,826戸に対しまして接続戸数6,070戸で、水洗化率は80.1%であります。今後とも供用開始区域における接続を推進し、水洗化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の565ページをお願いいたします。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は17億1,677万4,166円であります。不納欠損額は20万7,134円であります。566ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は17億1,166万7,966円であります。翌年度繰越額1億6,810万9,000円は、建設事業(白井・吹屋)の汚水処理施設整備工事のほか3件の維持管理事業に係るものであります。完了は、最長のもので平成27年12月末の完了を見込んでおります。  567ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明申し上げます。まず、歳入であります。1款分担金及び負担金、収入済額は、件数で152件、収入率は97.2%であります。収入未済額は96件で、不納欠損額は、滞納繰り越し分で13件、8人分でございます。  568ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入率は99.3%であります。  1項使用料1目農業集落排水処理施設使用料の収入済額は、件数で3万5,030件、汚水量で171万6,947立方メートル分であります。収入未済額は、件数で249件、不納欠損額は5人で、22件分であります。受益者分担金及び使用料の収入未済額につきましては、引き続き縮減に努めてまいりたいと考えております。  570ページをお願いいたします。3款国庫支出金は、深山・長井小川田地区、宮田地区、持柏木地区及び白井・吹屋地区の4処理区の整備にかかわる交付金で、備考欄に記載のとおりでございます。いずれの交付金も補助率は対象事業費の2分の1であります。  571ページをお願いいたします。4款県支出金は、3款と同様に4処理区の整備にかかわる農業集落排水施設整備促進交付金で、補助率は対象事業費の100分の5であります。  572ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  574ページをお願いいたします。7款諸収入は、上信自動車道道路改良事業に伴う汚水管移設に係る県からの補償費及び大雪による上中郷地区農業集落排水処理施設の雨どい破損に係る災害共済金であります。  575ページをお願いいたします。8款市債は、農業集落排水事業債であります。  576ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は94.3%であります。  578ページをお願いいたします。2款事業費の執行率は82.7%であります。  1項農業集落排水施設建設事業費1目農業集落排水事業費は、579ページをお願いいたします。備考欄1行目、建設事業(白井・吹屋)は、汚水処理施設の劣化に伴う機能強化対策工事を実施いたしました。2行目、建設事業(深山・長井小川田)は、汚水管布設工事1,979.7メートル、マンホールポンプ設置工事を2カ所を実施いたしました。3行目、建設事業(宮田)は、汚水管布設工事1,919.7メートル、マンホールポンプ2カ所を実施いたしました。4行目、建設事業(持柏木)は、汚水管布設工事2,259メートルを実施いたしました。  580ページをお願いいたします。備考欄1行目、取付管設置事業は、44件分の取付管設置を行いました。2行目、平成25年度繰越建設事業(宮田)(繰越明許分)は、樽の汚水処理施設の機能強化対策といたしまして施設の改築工事を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。恐れ入りますが、579ページにお戻りください。13節委託料、15節工事請負費は、いずれも請負差金によるものでございます。22節補償、補填及び賠償金は、長井小川田地区と宮田地区の汚水管布設に伴う水道移設補償の減によるものでございます。  580ページをお願いいたします。2項農業集落排水施設維持管理事業費1目農業集落排水管渠事業費は、585ページにわたりますが、備考欄に記載の17処理区の管渠等の維持管理を行いました。  585ページをお願いいたします。2目農業集落排水処理場事業費は、590ページにわたりますが、備考欄記載の17処理区の処理場の維持管理を行いました。  次に、不用額についてご説明いたします。585ページになりますが、11節需用費は使用料、使用電力料及び電気料金内の燃料費調整単価が見込みを下回ったのが主なものでございます。13節委託料は、白井・吹屋地区排水処理施設機能強化工事に伴い汚泥処理費が減少したことと、請負差金によるものが主なものでございます。今後も農業集落排水施設の適切な維持管理に努めてまいります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第109号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第110号 平成26年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第12、議案第110号 平成26年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山水道部長。  (水道部長丸山 隆登壇) ◎水道部長(丸山隆) ただいまご上程をいただきました議案第110号 平成26年度渋川市個別排水処理事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、個別排水処理事業の整備状況について申し上げます。平成26年度末の浄化槽設置済み基数は、小野上地区が58基、子持地区が131基、赤城地区が55基、計244基でございます。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。歳入総括であります。最下行、歳入合計欄の収入済額は2,217万8,749円であります。不納欠損額は10万円であります。596ページをお願いいたします。歳出総括であります。最下行、歳出合計欄の支出済額は、歳入合計欄の収入済額と同額の2,217万8,749円であります。  597ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金の収入率は86.5%であります。  1項分担金1目1節受益者分担金の収入未済額は6件で、1人であります。  2項負担金1目工事負担金の収入済額は2件分、不納欠損額は1件、1人分でございます。  599ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入率は98.4%であります。収入済額は、件数で1,293件、汚水量で4万9,871立方メートル分であります。収入未済額は、件数で5件、3人分でございます。  600ページをお願いいたします。3款国庫支出金は、収入済額はございませんでした。これは、汚水処理施設整備交付金で国の交付金補助対象であります基数が要件に満たなかったため、未交付となったものでございます。  601ページをお願いいたします。4款県支出金は、浄化槽整備事業費補助金にかかわるものでございます。  602ページをお願いいたします。5款繰入金は、一般会計からの繰入金であります。  604ページをお願いいたします。7款諸収入は、消費税及び地方消費税の還付金であります。  605ページをお願いいたします。8款市債は、特定地域生活排水処理事業債であります。  606ページをお願いいたします。歳出であります。1款総務費の執行率は87.6%であります。  608ページをお願いいたします。2款事業費の執行率は56.5%であります。  1項建設事業費1目個別排水事業費の備考欄、建設事業(浄化槽市町村整備推進事業)は、5人槽を5基、7人槽を1基設置いたしました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費は、当初見込みに比べまして設置要望及び設置工事が少なかったことによるものでございます。  609ページをお願いいたします。2項維持管理費1目個別排水事業費は、小野上地区が55基、子持地区が123基、赤城地区が42基、計220基の浄化槽の維持管理に係る保守管理を実施いたしました。  次に、不用額について申し上げます。13節委託料は、汚泥引き抜き回数の減少によるものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第110号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第111号 平成26年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第13、議案第111号 平成26年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山水道部長。  (水道部長丸山 隆登壇) ◎水道部長(丸山隆) ただいまご上程をいただきました議案第111号 平成26年度渋川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、簡易水道事業の概要について申し上げます。平成26年度末の給水人口は1万1,346人、配水量は198万4,670立方メートル、有収水量は130万1,379立方メートルで、有収水量率は65.57%であります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の613ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計欄の収入済額は、2億5,705万7,322円であります。不納欠損額は5万2,536円で、滞納繰り越し分であります。人数で3人、件数で9件分であります。614ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計欄の支出済額は、2億5,705万7,322円であります。  615ページをお願いいたします。事項別明細書についてご説明申し上げます。歳入であります。1款分担金及び負担金1項負担金1目簡易水道事業負担金1節新規加入負担金は、小野上地区2件分、赤城地区22件分であります。2節水道工事負担金は、深山・長井小川田地区及び宮田地区農業集落排水事業により支障となる水道管移設工事にかかわるものでございます。  616ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料の収入率は98.4%であります。  1項使用料1目簡易水道使用料の収入済額は、件数で2万6,293件分であります。収入未済額は、件数で211件分であります。今後も料金の収入未済額の縮減に努めてまいりたいと考えております。  617ページをお願いいたします。2項手数料1目簡易水道手数料1節水道手数料は、給水装置工事手数料等の64件分でございます。  618ページをお願いいたします。3款県支出金1項県補助金1目1節簡易水道事業補助金は、備考欄1行目、災害に強い水道づくり促進費補助金は、小野上地区の配水管改修事業にかかわるものであります。備考欄2行目、水源かん養治山事業補助金は、小野上地区村上浄水場の取水水源となっている岩原ミニダムの土砂しゅんせつ工事にかかわるものであります。  621ページをお願いいたします。5款繰入金2項基金繰入金1目1節備考欄1行目、小野上地区飲料水水源施設等管理基金繰入金は、小野上地区の基幹施設整備及び施設管理事業の一部に充当いたしました。  622ページをお願いいたします。6款繰越金の収入済額は、前年度繰越金であります。  623ページをお願いいたします。7款諸収入1項1目1節雑入の備考欄1行目、下水道使用料徴収事務負担金であります。備考欄2行目、水道機械設備損害保険金は、赤城地区の深山配水場等への落雷による電気機械設備の修繕保険金であります。  2目弁償金1節弁償金は、配水管の損傷に伴う損害弁償金であります。  624ページをお願いいたします。8款市債1項1目1節簡易水道事業債は、小野上、赤城地区の配水管改修事業に充当いたしました。  625ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。1款総務費の執行率は97.8%であります。  627ページをお願いいたします。2款事業費の執行率は75.6%であります。  1項建設事業費1目小野上地区簡易水道事業費15節工事請負費、備考欄1行目、小野上簡易水道配水管改修事業は、小野上地区の基幹配水管258.3メートルの布設替を行いました。備考欄2行目、小野上簡易水道基幹施設整備事業は、村上地区第3送水ポンプ場の電気機械設備の更新を行いました。  628ページをお願いいたします。2目赤城地区簡易水道事業費15節工事請負費、備考欄1行目、第一簡易水道配水管改修事業は、敷島地区のJR上越線軌道敷の推進工事を含む160.2メートルの布設替と農業集落排水事業の事業進捗に伴い支障となる水道管切り回し工事を行いました。備考欄2行目、赤城簡易水道基幹施設整備事業は、第二簡易水道栄配水場の機械設備の更新、第三簡易水道芳ヶ沢配水池の電気設備工事を行いました。  次に、不用額について申し上げます。15節工事請負費の不用額は、第一簡易水道配水管改修事業で、敷島踏切下の推進工事に当たり、現地の土質条件に対応する推進工法の変更を行ったため、踏切閉鎖期間の短縮が可能となったことから、閉鎖に伴う仮設費等の減少により工事費が減となったものでございます。  2項維持管理費は、小野上地区と赤城地区の水道施設の維持管理費であります。  629ページをお願いいたします。次に、不用額について申し上げます。1目小野上簡易水道施設管理事業15節工事請負費は、歳入の県補助金で説明いたしました岩原ミニダムのしゅんせつ工事に当たり、搬出土砂の処分地変更に伴い不用となったものでございます。2目赤城地区簡易水道事業費11節需用費の不用額は、漏水修理費等の減であります。13節委託料の不用額は、水質検査委託料の契約単価が下がったことによるものであります。15節工事請負費の不用額は、給水整備工事の内容見直しと国道353号の舗装復旧工事の一部を中止したことにより不用となったものであります。今後も施設の適切な維持管理に努めてまいりたいと思います。  635ページをお願いいたします。4款予備費1項1目1節予備費充用は、1款総務費の消費税及び地方消費税の確定申告納付金が不足したため充用を行ったものであります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第111号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第14 議案第112号 平成26年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第14、議案第112号 平成26年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山水道部長。  (水道部長丸山 隆登壇) ◎水道部長(丸山隆) ただいまご上程いただきました議案第112号 平成26年度渋川市水道事業会計剰余金の処分及び決算についてご説明申し上げます。  初めに、平成26年度渋川市水道事業報告書をもとにご説明申し上げます。決算書の646ページをお願いいたします。1の概況からご説明申し上げます。(1)、総括事項であります。平成26年度の水道事業は、前年度に比較し給水人口が0.9%の減、年間有収水量が32万1,220立方メートルの減となりました。いつでも安全で安心なおいしい水道水の安定的な供給を目指すため、配水管の整備、老朽管及び既設鋳鉄管の布設替整備、浄水場及び各配水施設などの整備や機器更新を計画的に実施し、市民生活のライフラインの一層の強化に努めました。当年度も引き続き料金徴収業務等、伊香保、子持地区の水道施設管理業務を民間業者に委託して経費の節減に努めました。今後も内部留保資金の活用を図り、企業債の借り入れを抑えて、建設改良事業に対応するなど、経営の合理化を進めてまいります。  以下、主な事業の概要を報告いたします。アの建設改良事業についてであります。配水施設改良事業として、配水管布設整備で1,467.2メートルを実施したほか、配水管布設替、老朽鋳鉄管の布設替、他事業関連の配水管整備を行い、総延長で2,883.4メートルを実施いたしました。また、漏水探査、減圧弁の設置、修繕を行ったほか、給水整備を実施し、漏水の防止、水圧の向上等、給水利便の向上に努めました。取水施設整備事業では、浄水場及び配水池の計装設備更新、ポンプ施設更新等の施設改修を実施し、安定的な水道水の供給が行えるように努めました。  イの業務の状況についてであります。当年度末の給水戸数は2万7,303戸、給水人口は6万8,843人で、昨年度に比べ世帯数で131世帯の増、人口は608人の減でありました。年間有収水量は963万5,107立方メートル、また1人1日の平均使用水量は383リットルで、前年度に比べ年間有収水量で32万1,220立方メートルの減であります。なお、年間総配水量に対する有収水量率は80.2%となり、昨年度に比べ0.5ポイントの減であります。なお、詳細につきましては、656ページから657ページまでの3の業務の(1)、業務量に記載してあるとおりでございます。  次に、ウ、経理の状況についてであります。収益的収入及び支出は、事業収入16億543万196円、事業費用15億5,563万5,660円、差し引き4,979万4,536円の純利益となりました。この純利益となった主な要因は、他事業関連の水道管移設に伴う除却損が減少となったことによるものでございます。  637ページにお戻りください。平成26年度渋川市水道事業決算報告書であります。本報告書の金額は、消費税及び地方消費税込みで記載してございます。(1)、収益的収入及び支出であります。初めに、収入についてご説明申し上げます。表の一番左、区分欄、第1款水道事業収益の右から3列目、決算額は17億2,259万363円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、1,670万6,637円の減であります。次に、第1項営業収益は16億1,741万7,322円で、決算額の増減では381万9,678円の減であります。第2項営業外収益は9,425万4,787円で、決算額の増減では133万3,787円の増であります。第3項特別利益は1,091万8,254円で、決算額の増減では1,422万746円の減であります。  次に、支出であります。第1款水道事業費用の決算額は、16億3,987万5,510円であります。第1項営業費用は、14億1,777万5,587円であります。第2項営業外費用は、1億9,247万1,457円であります。第3項特別損失は、2,962万8,466円であります。  638ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、収入であります。第1款資本的収入の決算額は、1億48万682円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、1億2,341万3,318円の減であります。次に、第1項企業債は5,720万円であります。第2項負担金は2,540万1,467円で、決算額の増減では8,609万8,533円の減であります。第3項補助金は、1,782万4,000円であります。  次に、支出であります。第1款資本的支出の決算額は、8億4,078万9,391円であります。次に、第1項建設改良費は5億91万924円であります。右の列、翌年度繰越額の欄、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は1億2,934万7,000円で、伊香保地区の西沢水源高度浄水施設等整備工事及び上信自動車道整備に伴う配水管の移設工事にかかわるものでございます。第2項企業債償還金は、3億3,987万8,467円であります。  639ページをお願いいたします。平成26年度渋川市水道事業損益計算書につきましてご説明申し上げます。なお、ここでは消費税及び地方消費税を抜いた金額で表示してあります。この内訳につきましては、662ページから669ページまでの収益費用明細に記載のとおりであります。  3の営業外収益、(2)、長期前受金戻入2,183万6,593円は、地方公営企業の会計基準見直しにより、取得した資産のうち補助金等で充当していた償却資産の減価償却分に相当する額の収益化を行うものであります。(3)、雑収益は6,547万2,633円で、内訳は下水道使用料徴収事務負担金等であります。  640ページをお願いいたします。5の特別利益、(3)、その他特別利益は1,039万2,833円であります。内訳は、下水道、上信自動車道高渋バイパスなどの工事関連等の移設補償費であります。  6の特別損失、(2)、過年度損益修正損は1,673万6,547円であります。会計基準見直しに伴う移行措置で、6月賞与に係る経費及び過年度分漏水等による調定減並びに水道料金の不納欠損分でございます。うち不納欠損額は568万3,558円であります。なお、不納欠損における人数は103人、件数で214件でございます。(3)、その他の特別損失は1,288万5,373円であります。  下から4行目、当年度純利益4,979万4,536円は、当年度における収益的収支の結果であります。3行目、前年度繰越利益剰余金は7万7,144円であります。2行目、その他の未処分利益剰余金変動額が1億2,068万1,381円でありますので、これに先ほどの当年度純利益を加えますと、最下行の当年度未処分利益剰余金は1億7,055万3,061円となります。  次に、641ページをお願いいたします。平成26年度渋川市水道事業剰余金計算書であります。平成26年度から適用となりました地方公営企業の会計制度見直しに伴い、資本剰余金の取り扱いが変更となったもので、償却資産の取得に充てた補助金等については長期前受金に移行したものでございます。剰余金計算書の左から2列目、資本金の欄、上から4行目、当年度変動額50億2,091万8,478円は、前年度決算の借り入れ資本金、企業債について、固定負債、流動負債に移行したための減であります。最下行、当年度末残高の104億3,997万9,353円は自己資本金であります。次の列、剰余金、資本剰余金、工事負担金の欄、上から4行目、当年度変動額4億7,360万6,426円は、繰延収益の長期前受金へ移行したための減であります。次の列、受贈財産評価額の最下行、当年度末残高の807万7,884円は、移行区分に該当しない非償却資産等の取得に係るものでございます。同じく当年度変動額欄の国庫補助金、県補助金、他会計補助金は、長期前受金へ移行したものであります。  642ページをお願いいたします。平成26年度渋川市水道事業剰余金処分計算書(案)であります。資本剰余金70万1,584円及び未処分利益剰余金4,980万円を建設改良積立金への積み立てとすることを地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきましてご議決をいただくものでございます。  643ページをお願いいたします。平成26年度渋川市水道事業貸借対照表であります。主なものについてご説明いたします。下から8行目の有形固定資産の合計は、144億1,908万10円であります。最下行、無形固定資産合計は5億6,140万6,059円であります。  644ページをお願いいたします。1行目、固定資産合計は149億8,048万6,069円であります。  2の流動資産、(2)、未収金は4,397万5,408円で、このうち水道料金の未収金は3,327万3,245円、件数で5,246件で、前年度に比べて2,441万3,606円の減であります。今後も未収金の縮減に努めてまいりたいと考えております。上から5行目、貸倒引当金は、水道料金の不納欠損対策として計上したものであります。上から9行目の流動資産合計は、13億7,455万1,069円であります。資産合計は、163億5,503万7,138円であります。  次に、負債の部であります。上から12行目、3の固定負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債43億8,847万1,019円は、借り入れした企業債元金のうち、平成28年度以降に償還を行う予定のものでございます。上から15行目、(2)、引当金のイ、修繕引当金は、不測の事故や老朽化する施設の修繕費用等に充当するための費用であります。下から6行目、4の流動負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等の財源に充てるための企業債3億4,976万8,992円は、次年度に償還予定の企業債元金であります。最下行、(4)、引当金、イ、賞与引当金974万6,000円は、次年度6月賞与に係る当年度負担分の引当金であります。  645ページをお願いいたします。1行目、ロ、法定福利費引当金は170万2,000円で、賞与に係る共済費の当年度引当金であります。5行目、5、繰延収益、長期前受金は9億7,368万2,642円であります。上から8行目、負債合計は56億2,532万6,840円であります。これは、剰余金計算書で説明を行いました資本剰余金の移行措置により増額となったものであります。  資本の部であります。上から10行目、7、剰余金、(1)、資本剰余金、イ、受贈財産評価額は剰余金処分計算書で説明を行いましたので、説明を省略させていただきます。(2)、利益剰余金、イ、建設改良積立金は1億1,110万円であります。これは、水道施設の耐震化及び長寿命化対策事業等による建設改良費の増加に備えて積み立てを行うものであります。ロの当年度未処分利益剰余金は、1億7,055万3,061円であります。下から2行目、資本合計は107億2,971万298円であります。最下行、負債資本合計は163億5,503万7,138円であります。  649ページをお願いいたします。2の工事、(1)、建設工事の概況であります。このうち国庫補助事業として実施している老朽鋳鉄管更新事業についてご説明申し上げます。渋川地区では、老朽鋳鉄管の布設替工事330.7メートルを実施いたしました。今後も計画的に布設替を実施し、早期に終了するように努めてまいります。  656ページをお願いいたします。3の業務のうち、(1)、業務量につきましては記載のとおりであります。  657ページをお願いいたします。(2)、事業収入に関する事項であります。最下行の1立方メートル当たりの供給単価は152円23銭であります。  658ページをお願いいたします。(3)、事業費に関する事項であります。最下行の1立方メートル当たりの給水原価は154円26銭であります。この結果、1立方メートル当たり供給単価と給水原価との収支の差額につきましてはマイナス2円3銭となります。  661ページをお願いいたします。キャッシュ・フロー計算書、右側の欄、下から3行目、当年度の資金増加額は1億5,793万3,729円であります。最下行、資金期末残高は13億2,469万1,214円であります。また、地方公営企業法に規定する決算書の附属書類につきまして、662ページから676ページに添付いたしましたが、説明は省略させていただきます。  677ページをお願いいたします。平成26年度渋川市水道事業会計決算注記表であります。これも会計基準の見直しにより注記を義務づけられたものであります。本決算に関する注記区分に従って関係する区分の説明を記載しております。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第112号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第15 議案第113号 平成26年度渋川市病院事業会計決算について ○議長(石倉一夫議員) 日程第15、議案第113号 平成26年度渋川市病院事業会計決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  岩渕総合病院事務部長。  (総合病院事務部長岩渕芳弘登壇) ◎総合病院事務部長(岩渕芳弘) ただいまご上程いただきました議案第113号 平成26年度渋川市病院事業会計決算についてご説明申し上げます。  決算書の688ページをお願いいたします。初めに、平成26年度渋川市病院事業報告書によりご説明申し上げます。1の概況、(1)、総括事項です。平成26年度の病院事業は、病院の基本理念である「地域の皆様の健康と生命(いのち)を支える病院」として、診療機能の継続と効率的な経営に努めました。また、平成28年4月の渋川医療センター開院に向けて、西群馬病院との再編統合に向けた準備を進めてまいりました。診療体制では、4月に内科医師が1名減員になりましたが、9月から放射線科医師が1名増員になったことにより、常勤医師は昨年度末と同数の12名となりました。患者数は、内科常勤医師の減員により入院、外来ともに前年度と比べて減少し、医業収益は前年度と比べて7,859万2,000円の減少となりました。病院整備については、現在の診療を継続するために必要な医療機器の更新に限定し、患者情報送信機、気化器(麻酔器)など9品目を更新しました。  続いて、患者数についてご説明申し上げます。入院患者数は延べ1万5,641人で、1日平均は42.9人となり、前年度との比較では3.9人減少しました。外来患者数は延べ3万8,481人で、1日平均は157.7人となり、前年度との比較では16.2人減少しました。  次に、収益的収支の状況です。収益的収入の決算額は15億4,728万6,000円で、会計基準の見直しにより長期前受金戻入が新設されたため、前年度に比べて7,788万1,000円、5.3%の増収となりました。収入の主なものは、入院収益が前年度比7.4%の減、外来収益は8.2%の減、負担金は0.9%の増、長期前受金戻入は皆増などであります。収益的支出の決算額は17億6,254万5,000円で、前年度に比べ4,911万7,000円、2.9%の増額となりました。支出の主なものは、給与費が前年度比1.5%の増、材料費は10.8%の減、経費は2.5%の増、減価償却費は1.5%の減などであります。平成26年度は2億1,525万9,000円の純損失となり、総収支比率は87.8%、医業収支比率は59.6%であります。  689ページをお願いいたします。資本的収支の状況です。資本的収入の決算額は、企業債を発行しなかったことにより、負担金1億8,898万7,000円のみとなりました。資本的支出の決算額は、器機備品購入費が505万1,000円、企業債償還金が1億8,393万4,000円、合計1億8,898万5,000円であります。  以上が平成26年度における病院事業の概要であります。  恐れ入りますが、679ページにお戻りください。平成26年度渋川市病院事業決算報告書です。この報告書の金額は消費税及び地方消費税込みで記載をしてあります。(1)、収益的収入及び支出です。初めに、収入は第1款病院事業収益の決算額は、右から3列目になりますが、15億4,981万7,058円です。予算額に比べ決算額はマイナスの2億7,368万3,942円です。マイナスの要因は、入院並びに外来の患者数が予算の患者数より少なかったため、医業収益が予算額に比べ減となったことによるものでございます。  続いて、支出です。第1款病院事業費用の決算額は、右から4列目になりますが、17億6,462万3,964円です。  680ページをお願いをいたします。資本的収入及び支出です。内容につきましては、先ほど概況のところでご説明いたしましたので、説明は省略をさせていただきます。  681ページをお願いいたします。平成26年度渋川市病院事業損益計算書についてご説明申し上げます。なお、ここでは消費税及び地方消費税を除いた金額で表示をしてございます。1の医業収益以下につきましては、先ほどご説明をさせていただきましたので、説明は省略をさせていただきます。  682ページをお願いをいたします。5の特別損失の(1)、過年度損益修正損は、渋川総合病院の使用料及び手数料について権利放棄をした金額53万4,958円、それと平成25年度の感染症指定医療機関運営事業費等補助金について、交付決定額と確定額との差額になります55万9,000円の合計額となっております。(2)のその他特別損失は、会計基準見直しに伴う移行措置で、6月賞与に係る経費でございます。  収支の結果は、先ほどの概況において説明したとおりでありまして、下から4段目に記載をされておりますとおり、当年度純損失は2億1,525万8,840円です。  前年度までの繰越欠損金16億8,492万3,557円及びその他未処分利益剰余金変動額7億1,045万9,668円を差し引いた当年度未処理欠損金は11億8,972万2,729円となります。  683ページをお願いをいたします。平成26年度渋川市病院事業剰余金計算書です。左から2列目の資本金の欄のうち、中ほどにあります当年度変動額はマイナスの12億6,293万4,758円です。これは、資本金として管理をしておりました企業債について、会計基準の見直しにより固定負債、流動負債に移行したための減であります。次の列の資本剰余金、受贈財産評価額の当年度変動額マイナスの7万8,500円も会計基準の見直しにより繰延収益の長期前受金に移行したことによるものでございます。次の他会計負担金の当年度変動額マイナスの8億488万2,225円のうち他会計負担金の受け入れ639万7,198円は、平成26年度に受け入れた元金償還金に係る負担金のうち、移行区分に該当しない非償却資産の取得に係るものでございます。その他変動額マイナス8億1,127万9,423円は、既に償却した分は利益剰余金へ、またまだ償却をしていないものについては長期前受金へそれぞれ移行したものでございます。次の補助金の当年度変動額マイナスの876万7,000円につきましても、他会計負担金と同様にそれぞれ移行したものでございます。次の列は資本剰余金合計で、最下行の当年度末残高は4,563万9,275円になります。その右の列の欠損金につきましては、先ほどご説明をしましたので、説明は省略をさせていただきます。  684ページをお願いをいたします。平成26年度渋川市病院事業欠損金処理計算書です。この表に記載されております数値は、先ほどの剰余金計算書でご説明したものと同じですので、説明を省略をさせていただきます。  685ページをお願いします。平成26年度渋川市病院事業貸借対照表です。主な項目についてご説明申し上げます。1の固定資産ですが、最下行になりますが、23億1,798万4,071円です。減価償却の進捗、会計基準の見直しによる長期前払消費税の繰延勘定からの移行などにより、前年度と比べて1億3,223万7,599円の減となりました。  686ページをお願いをいたします。2の流動資産、(2)、未収金につきましては、イの医業未収金は1億3,568万3,409円でございます。このうち診療報酬に対します保険請求分及びクレジットにより収納した分などを差し引きました患者未収金は1,053万8,233円で、件数は388件でございます。前年度と比べて90万8,181円増加をいたしました。なお、このうち7月末までに徴収した金額は187件、409万2,797円でございます。次の行、貸倒引当金は、年度末未収金額に過去3年間の平均貸し倒れ実績率を乗じた金額を計上をいたしました。ロの医業外未収金は、感染症指定医療機関と病院群輪番制に係る補助金などとなっております。  負債の部、3の固定負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等の財源に充てるための企業債10億1,794万5,443円は、平成27年度末の企業債残高になります。次の4の流動負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等の財源に充てるための企業債6,105万5,177円は、平成27年度に償還予定の企業債元金でございます。687ページをお願いいたします。5の繰延収益、長期前受金は、建設改良のための補助金や一般会計からの負担金を充当して取得した資産の未償却分でございます。次の行、収益化累計額は、長期前受金として収益化をした額でございます。  資本の部の7の剰余金、(2)の欠損金のイの当年度未処理欠損金につきましては、先ほど損益計算書においてご説明したとおりですので、説明を省略させていただきます。  少し飛びますが、703ページをお願いをいたします。平成26年度渋川市病院事業キャッシュ・フロー計算書です。右側の欄、下から3行目、資金増加額はマイナスの8,289万7,391円です。最下行、資金期末残高は1,077万9,584円でございます。  また少し飛びますけれども、711ページをお願いをいたします。平成26年度渋川市病院事業会計決算注記表です。これも会計基準の見直しにより注記を義務づけられたものでございます。本決算に関します注記区分に従って関係する区分の説明を記載してございます。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石倉一夫議員) これより質疑に入ります。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第113号は、決算特別委員会に付託いたします。 △休会の議決 ○議長(石倉一夫議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、あす11日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石倉一夫議員) ご異議なしと認めます。  よって、あす11日は休会することに決しました。 △散会 ○議長(石倉一夫議員) 14日は、午前10時に会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                         午後4時24分...